市原市の市東エリアの未来を住民ぐるみで考える「市東地域15町会共創プロジェクト」が、地域の魅力が詰まった商品を開発しました。
公開 2023/05/07(最終更新 2023/04/27)

編集部 モティ
編集/ライター。千葉市生まれ、千葉市在住。甘い物とパンと漫画が大好き。土偶を愛でてます。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。★Twitter★ https://twitter.com/NHeRl8rwLT1PRLB
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今年2月に市津公民館に現れた「瀬又貝層ガチャガチャ」を目にした人も多いのでは?
企画・製作したのは、市東地域15町会共創プロジェクトのメンバー。
同プロジェクトは、市原市の北東部に位置する市東地域の15の町会から成り立ち、地域の課題解決や魅力発信に取り組んでいます。
2021年の発足以来、フォトコンテストや防災ファミリーキャンプなどを実施してきましたが、今年から商品開発にも着手。
その第1弾が「瀬又貝層ガチャガチャ」です。

「瀬又貝層」は約20万年前の地層が隆起し、露出した貝の化石が見られる場所。
ここを地域の名所にしたいと、メンバーの山田和彦さんがガチャガチャを発案しました。
貝は全て瀬又正蓮寺でご祈祷済み。
恋愛成就と家内安全の2種があり、持っていればご利益があるかも?!
1回100円でテスト販売したところ大好評だったため、目下設置場所の拡大を検討中です(※現在は、誉田グリーンヒルセンターに設置)。

新商品は歴史を感じるお菓子
さらに第2弾・第3弾としてお土産にもぴったりな「瀬又貝層せんべい」と「市東縄文クッキィ」を試作中。
せんべいは貝殻を、クッキーは市東地区で出土する土器のかけらがモチーフになっており、山田さんのアイデアを基に、同プロジェクトの「食班」メンバーが形にしました。
どちらも市内産の米粉を使用し、シンプルな食材で仕上げた素朴で優しい味わいです。

「今年4月からは休耕田を活用して米作りに挑戦する『百ねんたんぼ』をスタートします。材料の米粉もいつかこの田んぼで採れた米を使えたら…」と展望を語るメンバーの田頭さん。
近隣の住民と一緒に瀬又貝層の見学場所の整備も進行中。
貝層近くの駄菓子屋も復活させて、これらの商品や、地域の手芸作品の展示販売も決まっています。
住民発信のアイデアが地域を元気に。
市東エリアのこれからに注目!

問い合わせ
ホームページ/https://shito-ichihara.com/index.html
メール/contact@shito-ichihara.com
市東地域15町会共創プロジェクト実行委員会
※「瀬又貝層せんべい」と「市東縄文クッキィ」は「村田川の鯉のぼり」に合わせてテスト販売予定