千葉市中央区で行われている「CHIBA SDGs Parklet Project」は、さまざまなブースでの買い物や出店者との交流を通して、SDGsについて知ることができるイベント。
次回は千葉駅前大通り、京葉銀行本店前で5月26日(金)に開催です!
公開 2023/05/19(最終更新 2023/05/19)

編集部 モティ
編集/ライター。千葉市生まれ、千葉市在住。甘い物とパンと漫画が大好き。土偶を愛でてます。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。★Twitter★ https://twitter.com/NHeRl8rwLT1PRLB
記事一覧へフードロス削減を目指してスタート
「CHIBA SDGs Parklet Project」はこれまで5回実施され(うち2回はテスト開催)、本年度からは5月、7月、10月の最終金曜日に開催を予定しています。
名前の通り、大きな目的はSDGsの周知。
イベント期間に合わせて未使用食品を集めて寄贈するフードドライブを実施するなど、特にフードロス削減に力を入れています。

主催は京葉銀行を中心とした実行委員会。
2年ほど前に、京葉銀行地域振興グループの篠塚武仁さんをはじめとしたメンバーと、農作物の廃棄削減を目指す(一社)野菜がつくる未来のカタチ(チバベジ)代表の鳥海孝範さんが連携し、京葉銀行本店前で野菜を販売したのが始まり。
回を重ねるごとに規模が拡大し、現在では千葉駅前大通りに、グルメや雑貨、スイーツ、ワークショップなど15のブースが軒を連ねるようになりました。

フードロス削減などに貢献している店舗・団体に加え、その回のテーマに関係のあるブースも参加。
3月3日に実施された第5回では、「アップサイクル」をテーマに、レザークラフトの販売や体験、「ごみアート」のワークショップなどが登場しました。
各ブースの前にはその店舗がどんな取り組みをしているのかが分かるようパネルを掲示し、来場者は買い物を楽しみながらSDGsについて知ってもらえる仕掛けも。
場所柄、昼休みや会社帰りに立ち寄る会社員の人も多いそう。

今後はこども食堂の支援にもつなげたい
次回のテーマは「フードロスゼロ市」。
廃棄予定や規格外商品の販売、食品ロスに関わる食材を利用したメニューの提供などを予定しています。
「このイベントを単なる『お祭り』で終わらせるのではなく、社会的な課題をより具体的に解決できる仕組み作りの『起点』となれるようにしたい」と篠塚さん。
イベント収益の一部を利用して、県内の有名シェフがこども食堂に豪華メニューを振る舞う計画もあります。
イベントを通してすてきなもの、おいしいものに触れながら、一人一人が「自分ごと」として考えるきっかけにもなりそうです。
開催日時/5月26日(金) 午前11時30分~午後8時
場所/千葉駅前大通り、京葉銀行本店前
住所/千葉市中央区富士見1-11-11
※雨天荒天中止
問い合わせ
電話番号/043-306-8225
実行委員会事務局(京葉銀行法人営業部内)