週に5日、四街道市・八街市・富里市・成田市の各拠点で練習を行うB.I.A.(バスケットボール.伊藤.アカデミー.)。
月謝などはなく、バスケが好きな子どもなら誰でも参加OK!
公開 2023/06/09(最終更新 2023/06/12)

編集部 モティ
編集/ライター。千葉市生まれ、千葉市在住。甘い物とパンと漫画が大好き。土偶を愛でてます。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。★Twitter★ https://twitter.com/NHeRl8rwLT1PRLB
記事一覧へ元プロ選手が指導 参加者は各地から
主宰するのは富里市出身で元プロ選手の伊藤裕之さん。

「自分はとにかくバスケが好き。一人でも多くの子どもがバスケの魅力を実感し、選手として成長する手助けをしたい。その気持ちだけで続けています」と話します。
伊藤さんが初めてバスケットボールに触れたのは小1の時。
小5でミニバスのチームに加入すると頭角を現し、翌年に県ベスト8入り。
印旛郡市の選抜選手にも選ばれました。
進学した富里市立富里南中では県3位、関東大会4位、さらに県の最優秀選手賞を獲得、個人で千葉県選抜選手に選ばれ、全国大会では千葉県をベスト16まで導きます。
その後、県立八千代高等学校、国際武道大学でも第一線でプレーし、2015〜2019年は3人制バスケットボールのプロ選手として「東京オーシャンズ」などで活躍。
引退後は、公立中学校の特別部活動指導員として部活動の指導に当たっています。
その中で、部活動だけでは練習時間が足りないという課題に直面し、自主練の延長としてスタートしたのが「B.I.A.」でした。
口コミで参加者が増えるにつれ、練習日と練習場所も増設。
今では6歳から中学生まで登録者は180人を超え、毎回さまざまな地域から20人前後が参加しています。
バスケの技術だけでなく人間力も育成

「B.I.A.」の特徴は、ドリブルやシュートなどの技術を徹底的に指導すること。
「部活などではカバーしきれない個人のスキル向上に重点を置いています」と伊藤さん。
あいさつや身だしなみ、整理整頓など、将来の土台となる人間力の形成にも注力。
さらに、「学校も年齢も違う子どもたちが一緒に練習するのでコミュニケーション能力も同時に鍛えられる。それがチームでのプレーに役立ちます」と続けます。
子どもたちに話を聞くと「ここでの練習はすごく楽しい」「通ってまだ1年ですが、スタミナもスキルも各段にアップしました」と笑顔。
保護者も「(子どもが)自ら考えて練習に取り組むようになった。力で従わせるのではなく本質を教えてくれる貴重な場」と信頼を寄せています。
「バスケは、『走る、跳ぶ、ぶつかる』と、総合的な運動能力が必要なスポーツ。伸ばすべき能力が多くあるからこそ、練習が生きてくる」。
そう語る伊藤さんが目指すのはプロ選手の輩出。
関係者や子どもたちへの「感謝とリスペクトと熱いハート(魂)」を大切に、今日も指導に熱を込めます。
※問い合わせ
メールアドレス/biabsk55555@gmail.com
ホームページ/https://7e1tmb-i-a.crayonsite.net/