11学級以下の小規模校だった千葉市立花見川第三小学校と花島小学校。
特に第三小では児童数が54人に減少していました。
公開 2023/06/13(最終更新 2023/06/14)

ボノ
横浜から千葉に移り、ちいき新聞でライターを始めました。取材は歴史物・行政関係が多め。今は卓球を週に7回、ジムで泳いだり、ピアノ教室&弾き語りのライブをやったりと、とても充実した毎日を楽しく過ごしています!
記事一覧へ児童数の減少により協議を重ねる
両校の保護者や地域の代表で構成される地元代表協議会は協議を重ね、昨年4月、「花見川第三小学校と花島小学校の統合に関する要望書」を千葉市に提出。
統合により、第三小の複式学級を解消し、1学級当たり人数が増加することによって、子どもたちの教育環境の改善・充実を図ろうとの意見が高まったからです。
教育委員会ではこの要望を受け、2校の統合を決定しました。
統合までの1年間、両校で遠足に行ったり、学習発表会のリハーサルを行ったり…。
交流して親睦を深め、子どもたちが新しい学校で安心して新年度を迎えられるように準備しました。
さらに、教職員の合同研修、地域の人たちと通学路の点検なども行いました。
さまざまな考えの仲間との交流を大事に
統合により全校181人の新生「花島小学校」が誕生。
子どもたちは友達が増えたと大喜びです。
市では、学校での集団活動を通して、互いに学び合い、高め合うなど切磋琢磨(せっさたくま)するとともに、さまざまな考え方や経験を持った仲間との交流を通して社会性や集団性を身に付けていくことが大切であるとしています。
また、学校がこうした役割を十分発揮し、活力ある学校づくりを進めていくことができるように支援していくとのことです。(取材・執筆/ボノ)
※問い合わせ
電話番号/043-245-5911 千葉市企画課