2023年4月から、南流山福祉会館でお笑いライブがスタートしました。
南流山在住の漫談家「ゆきおとこ」が中心となり、毎月5、6組のお笑い芸人が登場。
来年3月まで月1回、日曜日の午後に行われ、無料で楽しめます。
公開 2023/06/15(最終更新 2023/12/13)

毎月60分、地元ネタ満載のお笑いタイム
舞台となる大広間は、障子や畳の和の空間がどこか懐かしく、昭和の大衆演芸のような雰囲気です。

5月のライブでは、トップバッターと司会を「ゆきおとこ」が務め、地元流山市の新川小学校・北部中学校を卒業した「インタレスティングたけし」、吉本興業所属の「おかっぺ」と「しんじ」、浅草東洋館などで活躍中の「カントリーズ」の5組が出演しました。

「インタレスティングたけし」は、自身の吃音(きつおん)を生かしたしゃべりで「上を向いて歩こう」の替え歌や、芸名をもじったネタをギターの弾き語りで披露しました。
地元ネタ満載のライブに、ある参加者は「いつも東京で見ているのとは違った雰囲気がまた良かった」と大笑い。
「おかっぺ」の「おパンツ」を連呼するネタや、「カントリーズ」の掛け合い、「しんじ」のかみつき、そして合間を盛り上げる「ゆきおとこ」のMCに、会場は笑いに包まれました。
ライブが終わると、ロビーに出演者が並んでお見送り。
参加者と写真撮影や談笑するなど、距離の近さも魅力です。
波乱万丈の人生をキャリア教育に
「ゆきおとこ」は進学した大学が倒産し中退。
渋谷道頓堀劇場で初舞台を踏むも、表舞台に浮上できず、バイトで生活を支えながらお笑いを続けてきました。
「芸歴31年。地下芸人界の大御所です」と自嘲。
そんな波乱万丈の人生が子どもたちの教育に役立てばと、昨年から市内の小・中学校で講演も行っています。
「南流山お笑いライブ」、次回6月は同様のラインナップで18日(日)父の日に開催。
7月以降の出演者は未定です。午後のひとときを思いっ切り笑って過ごしてはみては。(取材・執筆/琉)
日時/毎月第4日曜 午後1時~午後2時
※6月は18日(日)、10月と3月は第5日曜
場所/南流山福祉会館
住所/千葉県流山市南流山3-3-1
料金/無料
定員/100人
申し込み/当月2日(1月は12日)から受け付け
問い合わせ/04-7150-4320 南流山福祉会館