Nagareyama Jump Rope Clubは、「ダブルダッチ」という2本のロープを使用した縄跳びパフォーマンスのレッスンを行っているクラブチーム。
結成約1年半で、2023年3月に開催された全国大会で見事日本一に輝きました。

公開 2023/07/04(最終更新 2023/08/31)

笑顔がいっぱい 弾む子どもたち
練習場である流山市立南流山小学校の体育館に一歩入ると、まず目に飛び込んできたのは、四十数人の小中学生が躍動する姿です。
声をかけ合い縄を回す子、笑顔で跳ぶ子、新しい技を繰り返し練習する子…。
子どもたちの「やる気」が一瞬にして伝わってきました。
ダブルダッチとは、2本の縄を使って跳ぶ縄跳びで、近年、注目を浴びている競技の一つです。
2人の回し手が2本の縄を交互に内側に回し、その中を跳び手が技を交えながら跳ぶ、表現性の豊かなスポーツです。
チームNUPTSE 全国大会で優勝!
このクラブでは、学年に応じていくつかのチームを組んでいます。
今年3月の全国大会「DOUBLE DUTCH CONTEST(ダブルタッチコンテスト)2023」で、当時小学5、6年生のチーム「NUPTSE(ヌプツェ)」がパフォーマンス部門で優勝!
スピード部門でも3位と、あっぱれの成績を収めました。
NUPTSEとはエベレスト西南に連なる山名で、流山の「山」と「頂を目指す」の意を込めて名付けたそうです。
山頂からの視界がパッと開けて子どもたちの明るい未来が連想できます。

縄跳びを通して伝えたいこと
ダブルダッチはチームワークも重要なスポーツ。
子どもたちはコーチ陣の指導の下で、できるようになるには、ミスを減らすにはどうしたらいいか、自主的に話し合いながら練習を重ねています。

代表のNATSU(ナツ)コーチこと小田原菜津美さんは、「ダブルダッチを通して運動や友達を好きになってほしい。一人一人のやりたいことを大切にして、その子に合った楽しみ方を見いだしていきたい」と話してくれました。

練習後にはSHUN(シュン)コーチが子どもたちの頑張りをたたえ「何をすればいいか自分でしっかり考えて技を磨いていこう。少しずつでいいからできることを増やしていこう」と締めの一言。
できたことを褒め次の課題を明確に示す姿勢が、子どもたちの笑顔とやる気を引き出します。
7月から、おおたかの森小学校クラスを開講予定。
詳しくは問い合わせを。 (取材・執筆/Uchi)
※問い合わせ
メール/njrc_dd_2021@j-trap.com 小田原