5月22日から実証実験が始まったICHIKO(以下イチコ)は、買い物や健康づくり、市民活動でポイントがたまるデジタル地域通貨。
ポイ活(※)大好きなライター・ゆきが試してみました。
※ポイントをためて活用すること
公開 2023/07/04(最終更新 2023/07/03)

イチコを使って市川の街を活性化
八幡エリアを歩いていると目にする、カワウソが描かれた水色ののぼり。
イチコが使用できるお店の目印です。

イチコとは、スマートフォンアプリや専用カードを使い、1イチコ=1円として使用するキャッシュレス決済。
市川市では3月17日から参加者を募集、約190店舗(6月7日時点)で使用できるようになっています(今回の参加者募集は終了済)。

「市川市は交通の便が良く、都内に通勤通学する人が多い街。市外で買い物や食事をする人も多いため、地域通貨を発行・流通させることで市川市の経済を活性化させたいという目的で始まりました」とデジタル地域通貨担当室の担当者は話します。
実際に使ってみましたが、スピーディーに会計ができる上、支払った金額の0.5~1%のポイントが還元されました。
Arucoで健康的にポイント獲得
イチコは買い物だけでなく、健康づくりでもポイントがたまります。
同時に始まった「Aruco(以下アルコ)」では、スマートフォンアプリまたは活動量計を使い、市川市内施設20カ所にある測定機器での測定や、1日の歩数に応じてポイントが付与されます。

ポイントはイチコに交換できるので、健康になってお得に買い物もできるという、まさに一石二鳥。
市川市役所内でアルコの使い方を聞きながら、試してみました。
靴を履いたまま乗れる体組成計で計測開始。

体重、体脂肪、筋肉量、基礎代謝量など細かいデータが出てきます。

日頃の運動不足を振り返り、生活を見直す良い機会に。
明日からアルコを使ってたくさん歩こうと心に誓いつつ、ポイントが加算されたこともしっかり確認しました。
その他、清掃活動や環境フェアへの参加、自治会への新規加入、運転免許自主返納などでもポイントがもらえます。
「実証実験の結果を踏まえ、イチコの使用範囲を広げ、いずれは市川市内全域を目指す」と記者会見で語る田中甲・市川市長。
さらなる発展が楽しみです。

※問い合わせ
電話番号/047-712-8598
FAX/047-711-1144
市川市 経済観光部 経済産業課 デジタル地域通貨担当室