今シーズンのリーグワンで初優勝したプロラグビーチームのクボタスピアーズが5月31日、ホームタウンである船橋市の法典東小学校でタグラグビー教室を開催しました。

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公開 2023/07/10(最終更新 2023/07/05)

誰でも楽しめるタグラグビー
タグラグビーは、激しい動きのあるラグビーを、年齢や性別、経験にかかわらず誰もが楽しめるようにとアレンジされたスポーツ。
タックルの代わりに腰のバンドに取り付けた「タグ」を取ることで相手の動きを止め、ボールをゴールに運びます(トライ)。
危険が少なく、小学校の体育にも取り入れられています。
クボタスピアーズの選手6人とコーチが指導したのは、法典東小の4年生147人。

選手たちにタグの取り方やパスの方法を教えられた児童たちは、攻めと守りに分かれ、お互いに駆け引きをしながらタグやトライを狙っていました。
参加した折本瑞季さんと舩山大志君は「選手たちはみんな体が大きく迫力があったけど、優しく教えてくれて楽しかった。トライを決められたのが良い思い出になりました」と話しました。
今シーズン、リーグで最も活躍した選手「ベスト15」に選ばれたオペティ・ヘル選手は「子どもたちが新しいスポーツにチャレンジし、ミスしながらも成長していく姿が素晴らしかった」と笑顔を見せました。

クボタスピアーズの地域貢献活動
クボタスピアーズはタグラグビー教室の他にも、地域のイベント参加や医療機関への慰問など、さまざまな地域貢献活動を積極的に行っています。
ホームタウン以外でも、災害支援をきっかけに始まった「田んぼラグビー」で、水害に見舞われた地域を元気づけています。
このような活動は、地域の人たちがラグビーに関心を持つきっかけにもなるようです。
フランカーとして活躍する岡山仙治(ひさのぶ)選手は「ラグビーは、選手も観客も一緒に熱くなれるスポーツ。少しでも興味を持ったらテレビでもスタジアムでも観戦してみてください」と思いを語りました。
