子どもによる子どものための「こどものまち」。
仕事も遊びも買い物も。
やりたいことを自分で決めて、楽しみながら社会の仕組みを学べる催しです。
公開 2023/07/12(最終更新 2023/07/11)

まきろん
千葉市生まれの千葉市育ち。数回引っ越すも、全て千葉市内。現在は自然豊かな土地に腰を落ち着け、試行錯誤しながらのんびりさんを子育て中。好きなものはスイーツとお酒。2.5次元に活力を貰っています。
記事一覧へ「こどものまち」がリアルで再開
コロナ禍で子どもにとっての楽しみが次々と失われていく中「こどものまち」だけはなくしたくないという思いから、2020年には各自で作ったミニチュアを持ち寄り、「みんなで集まらずに作り上げるジオラマ式のこどものまち」を開催。
しかし、「これを『こどものまち』とは言えない」というのが子どもたちの正直な感想だったそう。
「こどものまち」の醍醐味(だいごみ)は、学校も学年も違う地域の子どもたちがコアスタッフ会議という集まりを重ね、共同作業をしていく過程で起こるさまざまなことを通して築かれる関係性、苦労して作り上げた自分たちのまちへ当日たくさんの子どもたちが遊びに来てくれる達成感。
これらを味わえるのはリアル開催のみです。

「0」から考え、意見を言える子どもに
2019年に72人いたコアスタッフは、休止期間中に小中学校を卒業したり、生活パターンが変わったりし、30人まで減ってしまいました。
今回新たに参加したのは10人ほど。
会議を終え、「皆で協力して進めていくので思ったよりも難しくなさそう」と安心した様子。
一方、学年が上がりこれまでのコアスタッフからサポートする側の「ことなスタッフ」となった高校生は「逆の立場になって、今まで支えてきてくれた人たちの苦労が分かった。いろいろな子どもがいてやりがいがある」と成長を見せてくれました。
6月3日開催の第1回コアスタッフ会議では子どもたちがブースごとに話し合い、出店内容と必要な材料を考え、発表。

今年は千葉市へ避難しているウクライナの子どもたちを「こどものまち」へ招待し、一緒に遊ぶ計画も上がっています。
2016年の熊本地震の際に被災地である益城町の子どもたちを招待した経験をもつ中学1年生がこのプロジェクトを提案しました。
試行錯誤を重ねて子どもたちが作り上げた「まち」。
この機会に訪れてみては。

日時/7月17日(月・祝)午前10時~午後3時
場所/植草学園小倉キャンパス
住所/千葉県千葉市若葉区小倉町1639-3
参加費/300円(材料費・保険料として)
参加できる人/小学生~18歳
主催/わかばCBTこどものまち実行委員会
電話番号/080-5037-7100 田中
ホームページ/https://www.facebook.com/wakaba.kodomonomachi