「車が歩道に突っ込み赤ちゃんをかばってお母さんが犠牲に」。
15年前、こんな交通事故のニュースを聞いて心を痛めた八千代市在住の鈴木國夫さん。
少しでも事故を減らせればと作ったのが「反射ステッカー」でした。
公開 2023/07/14(最終更新 2023/07/14)

優
「ちいき新聞」で記事を書かせて頂ける幸運にとても感謝しています。取材で訪れた街でのカフェ巡りは私にとって楽しい至福の時間。プロフィールの写真は「南房総に咲く幸せを呼ぶ花」カレンデュラです。取材で一番好きな花に出会えたこと‥うれしいです。すべての記事に「ありがとう」の気持ちを込めて!
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昼は太陽に、夜はライトに反射して光るので、これを付けて自転車に乗れば車からよく見えます。
初めは奥さんと二人で使っていましたが、飲食店を営む鈴木さんはお客さんにも無料で配布。
その数はこれまでに600枚以上に上っています。

八千代から広げる命を守るためのツール

「このステッカーを使えば事故は確実に減らせるはず」と確信した鈴木さんは「このステッカーを八千代から日本中、いや世界中に発信していきたい」と、交通安全のために利用することを行政や警察署に提案。
またマスコミへ働きかけるなど、ステッカーを広めるための活動を積極的に行っています。
昨年からは八千代台東町会館と北東自治会館に置き、自由に持ち帰れるようにしました。
また鈴木さんは多くの人にこのステッカーを作ってもらいたいと思っています。
作り方は簡単で、1個20円ほどで仕上がります。
100円ショップで手に入る「反射タスキ」を8等分に切り、それを固定するために裏に同じ大きさに切ったプラスチックをセロテープで留めるだけ。
それに穴を開け結束ベルトで自転車の後ろのカゴに取り付けます。
ベビーカーの前面や、杖に付けても効果的です。
※問い合わせ
電話番号/080-5052-1971 鈴木