竹は土から生まれ、土に返るサステナブルな素材。
竹と親しみ、使って、「竹害」なんて吹き飛ばせ!
グループ「タケタテカケタ」は「竹」がしなる美しさや変幻自在に形を変える魅力を教えてくれます。

公開 2023/07/29(最終更新 2023/07/24)

「タケタテカケタ」ってなに?
ある時はプレイパークやイベントで竹を使った遊びを教えてくれるママたち。
ある時はすてきな竹小物を制作・販売する竹ブランド。
ある時は壁面や公共空間を装飾する竹アート制作チーム。
その実態は?
竹細工、竹明かりなどの先人が残した竹利用の技と理念を佐倉で学ぶ「佐倉竹部」から生まれたプロジェクトチームです。
主婦・造形作家・助産師・大学教員・建材と家具の補修屋など、さまざまな経歴を持つメンバーがおのおのの強みを生かし、佐倉・八千代・印西近隣の竹を使い活動中です。

「やちよのキャンドルナイト」の竹あかりの演出やオーエンス八千代市民ギャラリーの竹アートによる空間装飾、昨年開設した宅老所「52間の縁側のいしいさん家(八千代市米本)」の100mに及ぶ竹垣制作や今春オープンした竹林キャンプ場KAGUYA(八千代市佐山)の装飾も彼女らの仕事です。

竹、使わないともったいない!
メンバーで現在小学生ママの江渡さんがこの活動を始めたきっかけは、佐倉里山自然公園をフィールドとする森のようちえんの共同保育。
里山まるごと全部が遊びの源。
切り出した竹で水鉄砲や弓矢などを作って遊んだり、「流しそうめんしよう」と言えば、そうめんを流す樋や箸や器の材料をナイフ片手に竹林から調達させてもらったりと、必要な物はまず「買う」のではなく、工夫して「作る」日々。

そこで放置されている竹の価値に気づき「使わないなんてもったいない」「生かしたい」との思いを抱き始めたそう。
「佐倉竹部」で竹を扱う技を学ぶ仲間たちと出会ったのは、子育てに少し余裕ができ、「母になって培った経験を社会で生かしたい」と切望する時期とも重なったそうです。

この夏は竹体験してみる!?
タケタテカケタのワークショップやプレイパークでは初心者大歓迎。
竹を割ったり、小刀を使うのが初めてでも、彼女らのサポートがあれば、竹割りパカン!の気持ちよさや小刀でうまく面取りできた時の、スーッと刃が走る気持ちよさを味わえそう。

今夏のワークショップの予定
日時/7月22日(土)・8月12日(土)午前9時~午後3時(受付は当日午後2時半まで)
※作る物により参加費や制作時間が変わります
場所/やちよ農業交流センター
住所/千葉県八千代市島田1414
Instagram/@take.tate.kake.ta