少子高齢化社会や核家族化により、地縁が希薄になりつつある現在。
その課題解決のため、地域活動の担い手や地域のリーダーの育成を目指す講座が千葉市で実施されます。

公開 2023/07/25(最終更新 2023/07/19)

編集部 モティ
編集/ライター。千葉市生まれ、千葉市在住。甘い物とパンと漫画が大好き。土偶を愛でてます。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。★Twitter★ https://twitter.com/NHeRl8rwLT1PRLB
記事一覧へ知る・体験・交流を通して多くの発見が
共働き世帯が増え、就労年数も伸びるなかボランティアの担い手が減少傾向にあります。
住みやすいまちづくりには、世代を超えた人と人とのつながりや支え合いが不可欠。
そこで千葉市では、地域を支える人材を育成するために「ちばし地域づくり大学校」を2020年に開設しました。

「入門コース(全11回)」「基礎コース(全14回)」と、すでに地域で活動をしている人向けの「ステップアップコース(全13回)」の3コースを用意。
約半年をかけて、さまざまな角度から「地域活動」に触れ、自身ができることを考えます。
どのコースも講義などの座学から実際に地域団体に参加する実地体験まで充実の内容。
受講者同士が気軽に意見交換や感想を伝え合うことで、新たな発見や気づきもあります。
「『地域のために何かしたいけど、何から始めたらいいのか分からない』という方こそ参加してほしい」と話すのは、企画・運営する認定NPO法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブの赤木さん。
その中でも、実地体験を重視する人は「入門コース」、今後の具体的な活動をじっくり考えたい人は「基礎コース」がお薦めだと教えてくれました。
地域活動を始めるヒントがたくさん
受講資格は、18歳以上で千葉市在住・在学・在勤の人(近隣市の人も可)。

大学生からシニアまで幅広い年代の人が毎年受講しています。
修了後には「やりたいことがだんだんと形になるのを感じた」(30代男性)、「ボランティアに参加することに責任を感じていたが、もっと気軽にしてよい、ということが分かった」(60代女性)などの声が寄せられ、満足度の高さがうかがえます。
開設から3年たった今、受講者同士で活動を始めるなど芽が育っている実感があると赤木さん。
地域での福祉活動やボランティア活動に興味がある人、地域のことをもっと知りたい人が一歩踏み出す機会となりそうです。
受講期間/9月5日(火)~2024年2月17日(土)
※受講日はコースにより異なる。詳細はHP参照
【入門コース】
会場/千葉市役所会議室
住所/千葉県千葉市中央区千葉港1-1
【基礎コース】
会場/幕張公民館
住所/千葉県千葉市花見川区幕張町4-602
※オンラインクラスもあり
【ステップアップコース】
会場/千葉市民会館
住所/千葉県千葉市中央区要町1-1
受講料/無料
申込期間/8月10日(木)まで
※定員を超える応募があった場合は応募動機などを踏まえ選考
問い合わせ
ちば市民活動・市民事業サポートクラブ
電話番号/043-303-1688(平日9:00~17:00)
メール/npo-club@par.odn.ne.jp
ホームページ/https://chibasi-daigakko.studio.site/
\申し込みはコチラ/
https://forms.gle/y48NMQQonsyidmBN8