発達障がいや身体的障がい、発達に不安のある子を持つ家族同士がつながり、悩みを共有したり情報交換ができる場を作りたい。
そんな思いで開いた小さなお話会が「はぐくみハグミー」の始まりでした。
公開 2023/08/01(最終更新 2023/07/25)

障がい児・者の家族を一人きりにしない
「答えは出なくても聞いてくれる人がいる。心の奥の声を共有する『場』が何より必要で大切だと感じました」と代表の川音恵里さんと渡邊亜弓さん。
しかし「一歩外に出て集まりに参加するという、その山を越えられない親子も多くいるはず」との思いから、船橋市の市民活動団体に登録し、行政を通して広く発信していくことを決意。
同市療育支援課、障がい福祉課とも連携し、活動の場を大きく広げています。
気軽に相談できる行政との架け橋に

趣旨に賛同する福祉事業所を拠点に毎月交流会を続ける他、市の支援制度を活用した勉強会や季節のイベントなども計画しています。
同団体の副代表を務める齋藤良祐さんは「当事者の生の声、多様なニーズをくみ取り行政サービスに反映させ、具体的な解決策を作っていきます。公的な情報冊子の配布や必要な制度の紹介など、行政と地域住民の橋渡し役として、より気軽に訪れ利用しやすい体制を整えていきたい」と意気込みを語りました。
障がい児・者を持つ親の最大の関心事は子の将来や親亡き後の生活だと言います。
進路相談や企業紹介を通じて生活の糧を得る選択肢を増やし、また、障がいを見守り支え合う地域社会の実現に向けてさまざまな構想を具現化するべく「はぐくみハグミー」は今日も前進しています。

問い合わせ
電話番号/047-401-6463
メール/hagukumihagumii@gmail.com
※手話対応、英語対応可(English available)
※次のお話会は放課後等デイサービス「パレット」(千葉県船橋市南三咲3-23-2-102)で9月開催予定。その他詳細はふなばし市民力発見サイトHP内「はぐくみハグミー」のページを参照