テレビで見たエンターテインメントサーカス集団に心奪われたのは大学3年生の時。
自分にも何かできないかと探していた時、関連動画として出てきたのがポールダンスでした。
(撮影協力/アリッシュポールダンス)
こちらの記事もおすすめ
公開 2023/08/07(最終更新 2023/08/07)

サーカスに憧れ出合ったポールスポーツ
ポールダンスの動画を見て、「これならできるかも」と考えた山岡さん。
中学から続けてきた陸上競技(走り幅跳び)を引退後、ポールダンスを始め、現在も仕事と並行して練習に励んでいます。
床から天井まで固定された垂直の柱(ポール)を使い、上り下りや回転などを行うポールダンス。
これを技の難易度や芸術性などを重要な要素として採点し、競技化したものがポールスポーツで、山岡さんは2019年から本格的に取り組み始めました。

基礎を大切に、日本一から世界一へ

4mの固定ポールと回転ポールを使い、カテゴリー別に競う国内大会「全日本ポールスポーツ&エアリアル選手権2022」で優勝。
同年10月、日本代表としてスイスで開催された「ワールドポールスポーツチャンピオンシップ(WPSC)」に出場。
「大会は4分間動きっぱなし。仕事をしながら限られた時間での練習なので、応用よりも基礎トレーニングを重視しました」。
陸上競技で培った筋力や柔軟性を生かし、40カ国以上の代表選手が集まる中、世界一の座に輝きました。

「今後は、より芸術面を競う大会に出場したい」と語ります。
オリンピック種目採用を目標に掲げ、世界的に競技人口が増加中のポールスポーツ。
山岡さんの活躍の場はますます広がりそうです。
Instagram/@yyyynaoto_pole