「この街に豊かな文化の発展と子どもから大人まで演劇が織り成す感動を共有したい」との願いを込めて2013年から隔年で上演されている四街道市民ミュージカル。
第6回公演が8月27日(日)に開催されます。
公開 2023/08/05(最終更新 2023/08/01)

ボノ
横浜から千葉に移り、ちいき新聞でライターを始めました。取材は歴史物・行政関係が多め。今は卓球を週に7回、ジムで泳いだり、ピアノ教室&弾き語りのライブをやったりと、とても充実した毎日を楽しく過ごしています!
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出演するのは、4歳からシニアまでと幅広い年齢層の四街道市民で総勢約100人。
2021年はコロナのため公演は中止でしたが、今年は春の公募後、たくさんの応募がありました。
今年から「全ての練習に参加するのは難しいけど挑戦したい」「興味はあるけど初めてで不安」という人向けに、短い練習期間でも舞台に立てる「アンサンブル出演」も設けたため、友達同士や親子での参加も多いとのこと。
これまでの上演作品は、母親の故郷を描く「里山交響曲(シンフォニー)」(第1回)、戦後の鹿放ヶ丘(ろっぽうがおか)の開拓史「少年がつくった街」(第2回)、県立盲学校を舞台にした「ドンマイ」(第3回)、四街道駅物語「0番線の汽車に乗って」(第4回)と、全て四街道にちなんだ身近なストーリー(第5回は中止)。
第6回の今回は、四街道市にあるガス灯がテーマ。
1992(平成4)年に四街道市めいわに設置された228基の「日本一のガス灯」。
しかし時代とともに防犯や市民の便宜上、次第に蛍光灯やLEDに替わってきました。
もしそのガス灯それぞれに「妖精」が住んでいたら、そして妖精が見える市役所職員がいたら…という発想から生まれた今作。
時代ごとに登場する愉快な妖精たちと主人公が協力して四街道を発展させていく物語です。
メンバーそれぞれ楽しみながら練習

「メンバーと一緒に歌ったり踊ったりするのがとても楽しい」とみんな一生懸命に練習に取り組んだ半年間。
出演者の中には障害がある人もいて、最初はなかなか溶け込めなかったのですが次第に一緒に練習を始め、目を見張る成長を遂げました。
演出や作曲、振付などのスタッフたちも「みんなが主役」の気持ちで指導、和気あいあいとした雰囲気で練習を重ね、すてきな作品に仕上がりました。
ガス灯の妖精たちが身に着けた手作りの衣装をはじめ、美しい照明やピアノ中心の生演奏など見どころもいっぱい。
街の発展や世代交代、人と人との絆を感じさせる作品は、夏休みの最後の良い思い出になるのでは。
開催日/8月27日(日)[1]午前11時~ [2]午後3時30分(開場はいずれも開演30分前)
会場/四街道市文化センター
住所/千葉県四街道市大日396
料金/一般2,000円 小中高生・障がい者1,000円 当日一般のみ2,500円(全自由席)
チケット申し込み
携帯番号/090-7205-5204 四街道市民ミュージカル実行委員会 羽鳥
電話番号/043-423-1618 四街道市文化センター
問い合わせ
メール/yotsu.mu2023@gmail.com
主催/四街道市民ミュージカル実行委員会
共催/公益財団法人四街道市地域振興財団 文化芸術振興基金助成事業