小さかった頃、自然の中で遊んだ記憶はありますか?
きのこを見つけたり、虫に夢中になったりして、時間を忘れて遊ぶ貴重な時間。
親子で一緒に過ごしてみませんか。
公開 2023/08/08(最終更新 2023/08/28)

ひろみん
サーフィンや畑仕事など、自然の中で体を動かすことが好き。HIPHOPにも夢中。住んでいる佐倉市のことが大好き!いいところをたくさん伝えていきます。地域の魅力的な方たちと繋がることができる、ちいき新聞のライターのお仕事に感謝しています!
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「印旛沼探検隊」は「子どもたちの記憶に残る自然や人とのふれあいの場づくり」をしている団体。
「野生のキジやカメが生息するような自然豊かな場所に、小さいうちからふれあう機会があるように」と、佐倉市民の森で「もりのじかん」(未就学児の親子対象)、フォレストイン岩名で「あそびのじかん」(年齢不問)を定期的に開催しています。
森の入り口は暗く、子どもは「怖い」と感じることもあるようですが、少しずつ慣れて、春には木の実のおいしさを味わったり、秋にはふかふかの落ち葉に埋もれたりして遊ぶように。

ちょっとした起伏を越えられず泣いていた子どもが、何とか越えられるようになると自信がつき、今度は自ら小さい子の手を引く姿も。
こうして親子で四季を感じながら自然や人とふれあった記憶は、心の中に残っていきます。
代表の新谷さんは、「子どもが成長していったん地元を離れたとしても、楽しかった記憶を思い出して『自分もここで子育てしたい』と戻ってきてくれたらうれしい」と話します。

森の良さを伝えるにはSNSより絵本を
「どうしたら一人でも多くの人に森の良さが伝わるか?」を考えているうちに、「絵本なら『面白そう!』と想像力がかきたてられて、子ども自身が行きたくなるかも?」と思い付いた新谷代表。
メンバー全員が絵本づくり未経験の中、手探りで絵本『もりのじかん』を制作し、市内の子ども関係の施設や図書館に寄贈。
森の美しい色彩を目にしたりあちらこちらにいる生き物を探したりするうちに、「行ってみたい」という気持ちが芽生えてくるようです。
また、どこにでも持ち歩けるミニ絵本は、夢咲くら館1階「さくらカフェ」で販売(500円)している他、将来的に市内企業の支援を受けて新生児の親子の手に渡るようになるのを目指しています。

今年6月には初の原画展を開催。
「どこにでも身近にこういった自然があることに気づいてもらいたい」という願いを込めて、9月は北海道、そして全国へと展開します。
絵本を入り口に、森に誘(いざな)われてみませんか。
問い合わせ
メール/inbanumatankentai@yahoo.co.jp
印旛沼探検隊
主な活動
「あそびのじかん」
開催日/第2日曜日
場所/フォレストイン岩名
住所/千葉県佐倉市岩名1020
「もりのじかん」
開催日/第4日曜日
場所/佐倉市民の森
住所/千葉県佐倉市飯野1209、佐倉草ぶえの丘向かい
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フェイスブック/https://www.facebook.com/inbanumatankentai