2023年5月に波岡公民館でスタートした「なないろ」は、未就園児から高校生までの幅広い年代が気軽に利用できるコミュニティーサロンを目指し活動しています。
公開 2023/08/08(最終更新 2023/08/07)

花
48歳で普通自動二輪免許を取得したへっぽこアラフィフ主婦ライダー。千葉は魅力的なライディングスポットがたくさん!取材と称してソロツーを楽しんでいます。【ブログ】https://ameblo.jp/ohana-hann/
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子どもの発達支援の指導者で、3児の母でもある永井さんは「大人に心の余裕がなければ子どもと向き合う余裕が持てない。子ども同士が夢中で遊ぶ間に、大人も誰かと会話をしたり、愚痴を聞いてもらえる場所を作りたい」と、なないろを立ち上げました。
開催時間内の出入りは自由。
親子でも子どもだけでも参加でき、学校や家以外の居場所になればと未就学児から高校生まで対象としています。
「誰かが見守る中で、子どもたちが失敗しながらもやりたい事に挑戦できる場所にしたいんです」と永井さんは語ります。
なないろは現在、小学生の子どもを持つママから孫がいる世代の人まで9人のボランティアが運営。
大人と関われる機会が少ない昨今、年上の子が小さい子の面倒を見たりと、異世代との交流を大事にしているのだそうです。

親子連れから小学生まで共に楽しむ

七夕前の猛暑日、なないろに伺いました。
遊び場である公民館の中庭には、ビニールプールや子どもたちと作った木の飛び石や竹のシーソーが置かれ、室内ではボランティアさんが七夕飾りの工作などを準備していました。
一番に参加したのは降園後のお兄ちゃんと1歳半の女の子の親子連れ。
水着も持参し目を輝かせながら水遊びを楽しんでいます。
学校が終わる午後4時過ぎには小学生のお兄さんお姉さんも合流。
ボランティアさんに「今日の体育疲れた〜」などと報告し、友達と遊んだり、小さい子のお世話をしたりしていました。
なないろでは8月11日(金・祝)に波岡公民館で開催の「波人夜市」で子どもが企画した出店で参加。
また、賞味期限が迫った食材を配布するフードパントリーも開始。
皆がありのままの自分でいられる場所を目指すなないろの活動は、まだ始まったばかりです。

日時/毎週火曜日
午後2時~午後4時(未就園児向け)
午後4時~午後6時(就学児向け)
料金/子ども無料・大人100円(運営費)
場所/波岡公民館 休養室(和室)
住所/千葉県木更津市大久保5-7-1
電話番号/0438-55-8270 永井
Instagram/@nanairo.freespace