佐倉市の志津公民館の調理室を拠点に活動する男性だけの料理同好会があります。

その名は「おやじの食事学同好会」。

公開 2023/08/25(最終更新 2023/08/24)

ソバ

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大手新聞社の記者を続け、定年延長も終わったので、地域の話題を取材したいと、地域新聞様にお世話になっています。明るく、楽しく、為になる話題を少しでも分りやすく紹介したいとネタ探しの日々です。子どもの頃から麺類が好きなのでペンネームにしました。

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定年後の居場所や地域の仲間づくりに

【佐倉市】おやじの食事学同好会 手作り料理を堪能し歓談
宮下会長(中央こちら向き)と料理を作る同好会メンバー

佐倉市の「しづ市民大学」で行われた講座「おやじの食事学」の修了者が集まり、1995年に発足。

修了後も「集まって料理を楽しもう」と、コロナ禍以前は月1回のペースで活動していました。

地域の祭りやイベント、高齢者施設にも出張することがあり、特に手作りうどんは行列ができるほどの人気ぶり。

活動時は赤いバンダナに紺のエプロンがトレードマークになっています。

コロナ禍では一時料理作りを休止、代わりにハイキングや卓球、ボウリングなどで交流を続けていました。

活動再開を望む声が強く、今年6月から2カ月に1回のペースで料理作りを再開しています。

おいしい料理を仲間と楽しく食べる

メニュー作りは当番制で決めています。

6月に作った料理は「トマトと生ハムのブルスケッタ」。

【佐倉市】おやじの食事学同好会 手作り料理を堪能し歓談
トマトと生ハムのブルスケッタ

料理中は参加者の近況などで会話が盛り上がり、食事後はハーモニカを吹いたり、童謡や歌謡曲を10曲ほど歌い、晴れやかな気分で解散します。

宮下克彦会長は「男の居場所づくりや、定年後の人生を豊かにする仲間づくりができるサークル。男性が一人でも料理を楽しめることを目指しています。料理を通して人生が有意義になっているのが継続できている理由です」と振り返ります。

興味のある人は参加してみては。

問い合わせ
電話番号/090-5582-6786 宮下