「人生の後半にこんな楽しい毎日が待っているとは思わなかった!」。
定年後に慶応大学の地域OB会で出会った4人。
2010年にダークダックスをお手本に男声ボーカルグループ「ヘッドライツ」を結成しました。
公開 2023/08/28(最終更新 2023/08/25)

優
「ちいき新聞」で記事を書かせて頂ける幸運にとても感謝しています。取材で訪れた街でのカフェ巡りは私にとって楽しい至福の時間。プロフィールの写真は「南房総に咲く幸せを呼ぶ花」カレンデュラです。取材で一番好きな花に出会えたこと‥うれしいです。すべての記事に「ありがとう」の気持ちを込めて!
記事一覧へ未経験だったメンバーが共に歩んだ日々

メンバーはリーダーの大竹和夫さん、藤縄肇さん、金森修さん、島津忠之さん。
グループ名はメンバーの髪型に由来しているのだとか。
コンサートをはじめ高齢者施設や病院の慰問など、八千代市を中心に地元に根差した活動を精力的に行ってきました。
練習を始めた頃、合唱が未経験の4人に美しいハーモニーは出せなかったと言います。
そんな4人を見守り育て、活動の基礎を築いてくれたのが、今は亡き増田恭子さんでした。
増田さんは経営するスナックを練習場として提供。
実力が付いてきたところで慰問先を探すなど、応援し続けてくれました。
その後病に倒れた増田さんの店を続けようとメンバーが交代でスナックの店長を務めるという人生初の貴重な経験も。
地域がくれた素晴らしき仲間との出会い

定年を迎えた時は仕事の人間関係だけだった4人が「地域のために何かしよう」と勇気を出して踏み出したことが豊かな今へとつながったのです。
「共に重ねてきたかけがいのない日々」が紡ぎ出すハーモニーのファンは多く、女性グループの追っかけもいるほど。
今をすてきに生きるヘッドライツは明日へと輝き続けます。
※問い合わせ
メール/kazuo-ohtake@nifty.com 大竹