創業スクールや起業塾を修了した起業家同士でつながって、「個人戦じゃなくて団体戦で互いの事業を成功させよう」と生まれたコミュニティ。
発起人の柳葉崇志さんに話を聞きました。
公開 2023/08/31(最終更新 2023/08/29)

「Match創業スクールとりで」を受講
柏市出身の柳葉さんは、都内の会社に勤める傍ら柏、松戸、牛久の創業塾を受講。
その後いざ起業して個人事業主になってみると、「地元にコネクションがない、地元のことを知らない」と思い知らされたそうです。
そして2022年9月、取手市の「Match創業スクールとりで」を受講。
講師の吉田雅紀さんのキャラクターと、グループワークが多いカリキュラムでメンバー同士の接点が増えたこともあり、修了課題のプレゼンで「起業家コミュニティをつくろう」と呼び掛けたところ、5、6人が集まりました。
起業家の困り事を解決できる「場所」
集まったのはサラリーマン、飲食店開業準備中、士業、会社社長など見事にバラバラで、「それが良かった」と柳葉さん。

「自分にはない多様な視点が互いの刺激になります。また個人事業主は全部一人でやらなければなりませんが、『法律のことはAさんに』『チラシのデザインはBさんが得意』など、仕事を回すことで補い合い、みんなで経験値を積んで共に成長していけたら理想的だなと」
そうして柳葉さんは、起業家の困り事をコミュニティの力で解決する「起業家のための共学共創(きょうがくきょうそう)コミュニティ」を立ち上げました。
その名も「いばらき*コネクテッド(いば*コネ)」。
今年7月に開いた決起会には約20人の起業家たちが集まりました。
起業家の元気が地域の活性化につながる
柳葉さんは「起業や副業は、人生100年時代を悔いなく楽しく幸せをつくって生きていく選択肢の一つ。『いば*コネ』のビジョンは、起業が生きがいとなる社会をつくること。起業家の元気は地域の活性化につながります。間もなく今年の『Match創業スクールとりで』が始まりますが、後輩になる人たちとも互いに勇気づけ合う温かい場所をつくっていけたら」と話していました。
\ Match創業スクールとりで2023の詳細はこちら/
https://seminar.match-town.jp