10月14日(土)、新鎌ヶ谷駅や市役所周辺で第49回鎌ケ谷市民まつりが開かれます。

福島県相馬地方の「相馬野馬追(そうまのまおい)」の騎馬武者行列は必見です。

公開 2023/10/05(最終更新 2023/10/03)

ハマミエ

ハマミエ

鎌ケ谷出身&在住のフリーライター。趣味はドライブと食べ歩き。温泉とコーヒーとウクレレが好き。生まれ育った鎌ケ谷の知られざる(?)魅力を発信して地元を元気にしていきたいと思っています。https://lit.link/hamaemi

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市民がみんなで創り上げる祭りとして

鎌ケ谷市民まつり よさこい演舞
よさこい演舞(写真提供:鎌ケ谷市市民まつり実行委員会)

鎌ケ谷市民まつりは、市や自治会、地元企業などの約80人の実行委員会のメンバーが運営する手づくりの祭りです。

2018年までは毎年7万人が訪れていましたが、19年は台風、20年以降は新型コロナウイルス感染症拡大防止のために開催中止が続いていました。

過去の鎌ケ谷市民まつりステージ演奏
過去の鎌ケ谷市民まつりステージ演奏(写真提供:鎌ケ谷市市民まつり実行委員会)

5年ぶりの開催となる今回も例年同様、市内の飲食店が出店する「KAMA-1グランプリ」やフリーバザール、県内のご当地キャラクターが集うイベント、音楽やダンスなどのステージなどが市役所や新鎌ヶ谷駅周辺で開催されます。

ミニSLやむかし遊び広場などもあり、小さな子どもから大人まで楽しめる催しがいっぱいです。

鎌ケ谷市民まつり 白井市、船橋市など近隣の市のご当地キャラクター
白井市、船橋市など近隣の市のご当地キャラクターとも触れ合えます

馬と歴史がつないだ相馬と鎌ケ谷の縁

鎌ケ谷市民まつり 騎馬武者
間近で見る騎馬武者は大迫力

市民まつりの目玉は、相馬野馬追の騎馬武者行列。

相馬野馬追は、千年以上の歴史があり、国の重要無形民俗文化財に指定されている、福島県浜通り北部で行われている神事・祭りです。

伝説ではその始まりは「相馬氏の祖である平将門が下総国小金原に野馬を放ち敵と見立ててこれを追ったこと」とされています。

鎌ケ谷は国史跡「下総小金中野牧跡」があるように小金原と呼ばれていた地。

馬を通じた歴史的な縁があり、2013年から鎌ケ谷市内に相馬野馬追の騎馬武者行列を招聘(しょうへい)しています。

今年も相馬から12騎の騎馬武者が参加。

鎌ケ谷市民まつり 陣螺術
陣螺術(じんがいじゅつ)も披露されます

午後1時に貝柄山公園で出陣式を行い、新鎌ヶ谷駅南側ロータリー近くまでの約1.5kmの道のりを練り歩きます。

騎馬武者が身に着けるよろいやかぶとは、衣装ではなく先祖代々伝わる本物。

重厚な甲冑(かっちゅう)に身を包み、先祖伝来の旗指物を風になびかせながら歩く勇壮な姿は迫力満点!

見るだけで歴史を肌で感じる絶好の機会になるでしょう。

行列は沿道から自由に観覧ができます。

5年ぶりに開催される貴重な機会をお見逃しなく。

鎌ケ谷市民まつり 実行委員会事務局の皆さん
鎌ケ谷市市民まつり実行委員会事務局の皆さん
鎌ケ谷市民まつり 会場マップ
鎌ケ谷市民まつり 会場マップ

日時/10月14日(土)午前10時~午後5時
雨天決行・荒天中止
場所/鎌ケ谷市役所・新鎌ヶ谷駅周辺
ホームページ/http://kamagayasiminmatsuri.com

問い合わせ
電話番号/047-445-1252
鎌ケ谷市民まつり実行委員会事務局
(鎌ケ谷市役所市民活動推進課内)