習志野とドイツの歴史的な関わりを知って、ドイツビールや習志野ソーセージを堪能するフェスタ。
大人はもちろん、子どもも一緒に楽しめるような工夫も!
公開 2023/10/13(最終更新 2023/10/11)

優
「ちいき新聞」で記事を書かせて頂ける幸運にとても感謝しています。取材で訪れた街でのカフェ巡りは私にとって楽しい至福の時間。プロフィールの写真は「南房総に咲く幸せを呼ぶ花」カレンデュラです。取材で一番好きな花に出会えたこと‥うれしいです。すべての記事に「ありがとう」の気持ちを込めて!
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10月21日(土)、22日(日)、習志野ソーセージを味わいつつ、ドイツのビールとワインを楽しむ「習志野ドイツフェア&グルメフェスタ2023」が津田沼公園、モリシア津田沼で開催されます。
約100年前の第一次大戦中、「習志野俘虜(ふりょ)収容所」にいたドイツのソーセージ職人がソーセージ製法の秘伝を公開。
そこからソーセージが日本全国に広がったという歴史がある習志野は「日本のソーセージ製法伝承の地」といわれています。
当時のレシピを現代風に食べやすくアレンジした「習志野ソーセージ」。
今年「ちば文化資産」に選定され、地域活性化の一翼を担っています。
そんなドイツと習志野の関係のPRを兼ねたこのフェスタでは、多くの模擬店で習志野ソーセージやドイツビールの飲み比べ、ワイン、料理など、ドイツの味を堪能できます。
また日本人になじみの食べ物や、焼き菓子やゲームもあるので、子ども連れでも大丈夫。
今年は東京ドイツ村の出店もあり、ビールや瓶詰めされたソーセージ、ピクルス、ドレッシングなどのドイツ輸入品が販売されます。
会場には収容所の写真やドイツ車の展示も。

ステージイベントで心はドイツへ!

さてドイツの味を楽しんでいると、雰囲気が一層高まるステージイベントが始まります。
21日は習志野ソーセージアンバサダーのフルート奏者林愛実(あいみ)さんが出演。
愛実さんが奏でる美しいフルートの音色にワイン片手に思わずうっとり。
また習志野市立向山小学校吹奏楽部、習志野市立第五中学校吹奏楽部が日頃の練習の成果を披露してくれます。
22日には陽気な「アルプス音楽団」が登場。
軽快な演奏に観客もすっかり引き込まれ、共に手拍子をとりながら歌い「乾杯!」と盛り上がります。
さらに「習志野第九合唱団」「デュッセルドルフ日本男声合唱団」の歌声に心はかの国へと…。
食欲の秋。
習志野で、ドイツ気分を味わってみては。
日時/10月21日(土)・22日(日)
午前11時~午後8時(22日は~午後7時)
(荒天中止。当日HPで確認を)
場所/津田沼公園(JR津田沼駅南口)、モリシア津田沼
住所/千葉県習志野市谷津1-16-1
問い合わせ
習志野市ホームページ/https://www.city.narashino.lg.jp/event/omaturi/germanyfair_gourmetfesta.html