卓球が盛んな松戸市。
松戸市卓球協会は2014(平成26)年に50周年記念式典を行い、間もなく創立60周年を迎えようとしています。
公開 2023/10/15(最終更新 2023/10/13)

老いも若きも卓球で健康に

松戸市卓球協会は、1948(昭和23)年に開催された第1回松戸市市民卓球大会の関係者が発起人となり、2年後に創立されました。
会場確保の困難や予算不足などにより一時休会に追い込まれましたが、卓球愛好者の所属企業や松戸市役所の尽力により、64年に再発足。
大会ごとで増減はありますが、おおむね35前後のクラブや団体、約500人が所属して練習・ゲームに励み、多くのイベントに参加しています。
コロナ禍を経て2023年度は徐々に活動を再開し、一般、ラージボール、レディース、松戸シニア親善リーグの各部ならびに中学と高校の合計で27の大会を計画・開催しています。
松戸市卓球協会会長の小川早苗さんは「生涯スポーツとして多くの人に参加して卓球を楽しんでほしい」と話しています。
「リフレッシュ21」を訪ねて

協会に所属するクラブの一つ、リフレッシュ21(以下リフレ)を取材しました。
リフレは、協会会員が指導する全3回の講習会に参加したメンバーを中心に、協会の応援も得て2001年9月に設立。
原則、60歳以上の男女会員が毎週水曜日に2時間の練習とダブルスのゲームに汗を流しています。
また、卓球マシンを使用した練習や、月に1度の外部コーチによる個人レッスンなど、初心者から実戦練習まで多彩なメニューをこなしています。
9月には同じ松戸市内のクラブと交流親睦試合を開催しました。
4月時点で会員は35人。
現在85歳の清水俊夫さんは、ほぼ毎週体育館に足を運んで練習とゲームに参加し、ナイス・スマッシュやミスに一喜一憂。生き生きと楽しんでいます。

健康の秘訣(ひけつ)は「パソコンに向かってプレーするコントラクトブリッジ(カードゲーム)で頭を鍛え、卓球台を挟んだプレーで体を鍛えているから」とか。
リフレ会長の小川清さんは「せっかく知り合った地域の仲間と元気に楽しみましょう」と、会則の年齢にはこだわらず、見学やビジター参加を歓迎中です。
松戸市内クラブの詳細は協会ホームページで確認を。(取材・執筆/コラてつや)
松戸市卓球協会
ホームページ/http://mtd-tta.lolipop.jp/