11月12日(日)に我孫子市・手賀沼公園とABISON Sugar Gardenの2カ所にて開催される「わくわくWORKフェス」は、「仕事」や「キャリア」をテーマとし、大人も子どもも中高生も、あらゆる世代が楽しめるイベントです。実行委員会の大山裕介さんと宮田真里子さんに、イベントの内容や楽しみ方、開催を通じて伝えたいメッセージなどを伺いました。

【我孫子市】「わくわくWORKフェス」11月12日(日)開催 お仕事体験やグルメ・ワークショップがいっぱい!

公開 2023/10/29(最終更新 2023/12/26)

野中真規子

野中真規子

フリーライター歴20年。取手市出身。2021春に東京から我孫子市に移住し、手賀沼周辺の水辺や豊かな緑、遺跡、史跡、ユニークな個人商店などに囲まれた生活を満喫中。スパイスと魚影、日本語ROCK、RAP、民族的デザイン、音楽、祭り好き。https://makikononaka.com/

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我孫子市内の事業者が出店、全てのブースで気軽に体験も楽しめる!

「わくわくWORKフェス」は、我孫子市内を拠点に営業している事業者たちが出店するイベントです。

【我孫子市】「わくわくWORKフェス」11月12日(日)開催 お仕事体験やグルメ・ワークショップがいっぱい!

通常、仕事やキャリアがテーマのイベントといえば、ひとつの業種のみに絞り込まれた展示会や、合同就職説明会などがイメージされますが、このイベントはさまざまな業種が出店しており、すべてのブースで体験(飲食店以外)ができるところが特徴です。体験料は、無料もしくは材料費のみなので、気軽にトライできるのも魅力。各ブースでは物販や飲食など有料のサービスも提供しています。

「我孫子の街を歩いていろいろなお店の看板や店頭、チラシなどをなんとなく目にしたことがあっても、実際にそのお店に入ったりサービスを体験したりしたことはない、ということも多いと思います。来場者の方には、このイベントを機に、気になるお店や仕事や、そこで働く人を実際に見たり、体験したりしていただければ」(宮田さん)

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「小さな子どもから中高生、大人まで、気になる仕事にまつわることを、直接プロに聞いたりできるチャンスでもあります。これから起業や転職を考えている方も、興味のあるブースでぜひ情報収集してみてください」(大山さん)

今年も多種多様な業種が参加し、空くじなしのガチャポンも!

開催は今回で2回目。「昨年の第1回は強風の中の開催となりましたが、想像以上にたくさんの方にご来場いただき、さまざまな世代の方に楽しんでいただけました」と大山さん。

今回は会場を手賀沼公園とABISON Sugar Gardenの2カ所に拡大。どちらのエリアも多様な世代が楽しめる内容ですが、比較的子どもや家族向けにおすすめなブースや飲食店はABISON Sugar Gardenに、大人におすすめのブースは手賀沼公園に配置しているそうです。

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「今回初めて出店される方も多くいます。歌舞伎役者、廃材アーティスト、ドッグトレーナー、靴のアドバイザー、植物を使った手仕事作家など珍しい職種もあり、全てのブースが見どころです。お店を持たない事業者や、普段はイベントに出ない事業者の出店も多く、接点を持てる貴重なチャンス。かなり多種多様な業種のブースが並ぶので、きっと何かしら参加したいものが見つかると思います」(宮田さん)

【我孫子市】「わくわくWORKフェス」11月12日(日)開催 お仕事体験やグルメ・ワークショップがいっぱい!

さらに、各ブースで体験終了後にもらえるスタンプを3つ集めると空くじなしのガチャポンが引けるのも楽しみ。「前回は先着100名の方にお花をお配りしていたのですが、すぐ足りなくなってしまったので、今回は景品をたくさんご用意しています」(大山さん)

子どもが自分でお金を稼いで使うことを体験できる「キッズマーケット」

今回は初の試みとして「キッズマーケット」も予定しています。

「親子でものを売るフリマは一般的ですが、キッズマーケットは子どものみが入れるよう出店エリアを区切り、子どもがお客さんとやり取りしながら販売するようにします。子ども自身が働いたお金で、会場内で体験したり、ジュースを飲んで楽しんだりといった喜びを味わってもらえれば」(大山さん)

キッズマーケットの出店は午前と午後の入れ替え制。それぞれ15店舗が並びます。

大山さんは、1店舗ずつに小さなおうち型の店舗を手作りし、たくさん並べて「街」を作ると言います。

【我孫子市】「わくわくWORKフェス」11月12日(日)開催 お仕事体験やグルメ・ワークショップがいっぱい!

「シンプルな木の店舗を用意し、植物、シール、ガーランドなどの飾り付けも用意して、子どもたちが当日、デコレーションを自由にできるようにします。自分だけのお店を準備して、本気のお店屋さんごっこを楽しんでもらいたいですね。それぞれの子どもたちの店舗の飾り付けも楽しみにしていてください!」(大山さん)

実行委員会のメンバーも、それぞれが市内で働く事業者

実行委員会のメンバーも、それぞれが我孫子市内で仕事をする事業者です。

【我孫子市】「わくわくWORKフェス」11月12日(日)開催 お仕事体験やグルメ・ワークショップがいっぱい!

大山さんは造園会社「エバーグリーン」の代表。宮田さんは、洋服お直しやリメイクサービスのお店「洋服お直し絲/Un Petit Fil」の代表です。他のメンバーには、cafeサテンカーリトイボの渋田一紀さん、Un Petit Filの本川梢さん、バレトンインストラクター権丈華子さんもいます。

企画会議は、仕事が終わってからみんなで集まって、夜遅くまで話すこともあるそうですが、みんなでイベントを作り上げる過程はまさにワクワクするものなのだとか。前回はそれぞれ自分たちのブースも出店していましたが、今回は1ブースのみ出店し、他のメンバーは運営本部としてイベント全体のサポートに回るそうです。

【我孫子市】「わくわくWORKフェス」11月12日(日)開催 お仕事体験やグルメ・ワークショップがいっぱい!

「自分たちが出店するのも楽しかったのですが、それよりも出店者さんたちがイベントを機に発展していくことがうれしいと感じたんです。前回の出店を機に、来場者様からの好評を得て事業を本格的にスタートした方がいたり、ある事業者さんが別の事業者さんの店舗で物販を始めたりなど、うれしい出来事もありました。鳥肌が立つほどうれしかったし、やった意味があると感じたので、今回はサポーターとして出店者さんをよりバックアップしたいと思っています」(宮田さん)

昨年は実行委員会も出店者の荷物の運搬や片付けを一緒に手伝い、出店者から「こんなイベントは他にない!」と喜ばれたそうです。

「出店料で利益を得るための開催ではなく、単にみんなで楽しみたいだけなんです。今年も出店者さんや来場者さんと一緒に、楽しいイベントを作り上げていきたいですね。『わくわくWORKフェス』が皆さんの今後の事業の発展につながり、さらには我孫子市の地域活性化にもなればうれしいです。今回来場いただいて『自分も出たい』『協賛したい』などと思ったら、ぜひ声をかけていただければ!」(大山さん)

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今後も開催を重ね、より多くの人に周知され、「日曜のかき入れどきでも出店したい!」と思われるようなイベントに育て上げたい、と2人は言います。みなさんも楽しく参加しながら、いろんな仕事を体験してみませんか。

【我孫子市】「わくわくWORKフェス」11月12日(日)開催 お仕事体験やグルメ・ワークショップがいっぱい!

わくわくWORKフェス
会場/手賀沼公園(千葉県我孫子市若松1)+ABISON Sugar Garden(千葉県我孫子市白山1-6-5)
開催時間/10時~15時 ※雨天中止
料金/入場・体験無料(有料体験、有料飲食、物販あり)
駐車場/50台(1時間無料、以後1時間ごとに100円)
手賀沼公園までのアクセス/電車の場合:JR常磐線「我孫子駅」南口より南へ 約800メートル(徒歩約10分)
バスの場合:我孫子駅南口バス停より「手賀沼公園」下車
ABISON Sugar Gardenまでのアクセス/JR常磐線「我孫子駅」から徒歩8分
問い合わせ/インスタグラムのDMから受付中
Instagram/@waku.waku.work