成田を拠点に活動しているシニアアンサンブルが、秋の定期演奏会を開催します。
第1部ではクラシック、第2部ではタンゴを特集します。
公開 2023/11/16(最終更新 2023/11/14)

週1度の活動を続け、今年10周年
「成田シニアアンサンブル青空」の団員は19人。
2013年にNPO法人全日本シニアアンサンブル連盟の声掛けにより発足しました。

50歳以上というのが加盟条件ですが、お互い年齢はよく知らない、とのこと。
おそらく60代が多いだろうということですが、年齢はあまり気にせず、楽しく活動しているそうです。
全国各地にあるシニアアンサンブルは、それぞれ楽器編成も呼び方も自由。
青空は、バイオリン、チェロ、コントラバス、フルート、クラリネット、オーボエ、ギター、マンドリン、ピアノ。
指揮の魚路信行さんは、バンドと呼んでいます。
自分の演奏できる楽器があれば、アンサンブルに参加できるのが特徴で、オーケストラや吹奏楽にこだわらないところに間口の広さを感じます。

秋の演奏会はコロナ禍前のスタイルに
青空の発表の場は、定期演奏会や秋の演奏会、お祭りや施設の訪問など。
コロナ禍でしばらくは制限を設けてきましたが、今度の演奏会は、予約なしの従来の姿に戻すことになりました。
団員の思い入れの強いクラシック曲の他、シニアに人気のタンゴの曲を多く演奏する、懐かしさあふれる演奏会になりそうです。
発足当時から参加する団長の佐々木景子さんによると、団員が一つになり、まとまった演奏ができた時の喜びは格別とのこと。
指揮の立場から指導する魚路さんは、「練習は苦しいこともあるけれど、本番がうまくいった時はうれしい」と語り、「健康に気をつけ続けていきたい」と話しています。
(取材・執筆/倫)

成田シニアアンサンブル 青空
「秋の演奏会 実りの時を共に」
日時/11月24日(金)午後1時開場 午後2時開演
場所/成田市大栄公民館プラザホール
住所/千葉県成田市松子393 ※駐車場あり
料金/入場無料
演奏曲/田園(ベートーベン)、交響曲25番(モーツァルト)、アニトラの踊り(グリーグ)、オレ・グァッパ、ラ・クンパルシータ、真珠採りのタンゴ 他
問い合わせ
電話番号/050-3479-6726 寺町