毎日の肌ケアの中で欠かせないアイテムといえば何でしょう? 化粧水や乳液、美容液、美容クリーム…。どれも美しい肌づくりのためには欠かせません。その中でも、普段のスキンケアはもちろんスペシャルケアにも活躍するアイテムがフェイスパック(顔パック)です。

今回は、日々の美肌ケアに役立つフェイスパックの正しい使い方をご紹介します。日頃からフェイスパックを活用している人も、今一度正しい使い方を学んでより効果的にスキンケアタイムを楽しみましょう。

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公開 2023/12/23(最終更新 2024/03/19)

編集部

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千葉・埼玉県在住の編集メンバーが、地域に密着して取材・執筆・編集しています。明日が楽しくなる“千葉・茨城情報”をお届けします!!

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フェイスパックの使用頻度はメーカー推奨を参考に

フェイスパックの使用頻度は商品の性質によって異なります。週に1回の使用が推奨されているものもあれば、毎日のケアに取り入れられるものも展開されています。そのため、正しい使用頻度は商品に記載されたメーカー推奨を参考にしましょう。

特に週に1回程度の使用が推奨されているスペシャルケア用のフェイスパックは、角質層をふやかすことに特化していたり、さまざまな有効成分が配合されていたりすることも。肌が弱い人にとっては負担が大きい商品もあるため、正しい頻度を守って使いましょう。

使用頻度よりも効果的に使うことを意識して

フェイスパック 効果的な使い方

フェイスパックの恩恵を感じるためには、使用頻度の多さよりも正しい使用方法を守ることが大切です。ここでは、フェイスパックをより効果的に使うためのポイントをご紹介します。コツを学び、明るく輝く美肌を手に入れましょう。

パックは化粧水のあと

基本的には「美容液」代わりとして使用するフェイスパック。そのタイミングは洗顔で汚れを落としたあと、化粧水で肌を整えてから使います。洗顔後は肌の油分と水分のバランスが崩れているため、化粧水で保湿してコンディションを整えたあとに使うことで美容成分を取り込みやすくなります。

化粧水代わりに使うタイプのフェイスパックもありますので、その場合はクレンジングや洗顔後の使用でOKです。

入浴後など毛穴が開いている状態がおすすめ

フェイスパックを使うタイミングは、美容成分の浸透が促進されるため入浴後の毛穴が開いている状態がおすすめ。タオルオフをして汗を拭きとったあとに、スキンケアをしてからフェイスパックを行います。スチーマーやホットタオルなどで顔を温めたあとも同様の状態になるため、お風呂に入れないときには活用しましょう。

肌に密着させる

フェイスパックに含まれる美容成分を無駄にしないためには、隙間がないようにしっかりと密着させることが大切。まずは鼻にマスクを被せ、目元、口元の順番に被せるとヨレにくくなります。最初から押し付けるのではなく、ふわっと被せるように乗せて優しく密着させましょう。

肌のお悩み別のパックを選ぶ

肌のお悩み・トラブル別 パック使用法

フェイスパックを選ぶ際には価格や有効成分も指標となりますが、自分の肌悩みに合った商品を選ぶことが大切です。ここでは、肌悩み別にチェックしたいポイントを確認していきましょう。

シミ

シミに悩む人には、美白効果が高い商品がおすすめ。肌のトーンアップやくすみケアなどのキーワードを参考に、トラネキサム酸やナイアシンアミドなどが配合されている商品を選ぶとよいでしょう。特にくすみ対策として、炭酸成分が配合された炭酸パックがおすすめです。

シワ

シワやほうれい線に悩む人には、濃密なとろみのある美容液配合タイプのフェイスパックをおすすめします。ヒアルロン酸やコラーゲンなどが配合されている商品がよいでしょう。またパックの密閉感が強い商品はさらに高い効果が期待できます。

乾燥肌

乾燥肌に悩む人には、保湿成分が高い商品がおすすめです。シワ悩みと同様にヒアルロン酸やコラーゲン配合の商品はもちろん、天然保湿成分の一つであるセラミドが配合されている商品がよいでしょう。また乾燥による肌の突っ張りが気になる人は、米ぬか油のようなオイル成分が配合されている商品も試す価値ありです。

毛穴・お肌のたるみ

毛穴やたるみに悩む人には、ひきしめタイプの商品がおすすめ。オイリー肌の人は皮脂が過剰に分泌され毛穴が開きやすくなるため、オイル成分配合の商品は避けたほうが無難でしょう。毛穴・たるみにおすすめの成分は、皮脂の分泌を抑えるビタミンC誘導体や、真皮のコラーゲンの生成をサポートするレチノイン酸です。

避けた方がいいフェイスパックの使い方

せっかくのフェイスパックも、使い方を誤ってしまうと逆効果になります。美肌を目指すつもりが肌トラブルに悩まされてしまっては本末転倒。ここでは、フェイスパックを使用する際に間違えやすいポイントをご紹介します。

長時間放置する

フェイスパックはシートに含まれた成分で肌を潤しますが、長時間放置するとシートの表面から水分が蒸発してしまいます。その結果シートが乾燥し、剥がす際に肌に負担をかけてしまう可能性が。また、せっかく肌に含ませた水分がシートを通して蒸発してしまう場合もあります。

マスクがまだまだ潤っていてもったいないと長時間つけたままにするのは厳禁! マスクに残った美容液はデコルテや手足に伸ばして使用するのがおすすめです。

入浴中に使用する

フェイスパックの使用において汗は天敵です。お風呂に入りながらフェイスパックを使用すると、汗と一緒に美容成分が流れ落ちてしまいます。入浴中は使用せず、必ずお風呂を出たあとに汗を拭きとってから使いましょう。

まとめ

美肌ケア 保湿 乾燥 パック

今回はフェイスパックの正しい使用方法についてご紹介しました。

お肌の悩みは人それぞれです。もしも自分の肌のタイプがわからない場合は、一度フェイシャルエステで相談してみるのもよいでしょう。お肌のプロに悩みの原因を解明してもらえれば、自分と相性のよいフェイスパックを選びやすくなります。

フェイシャルエステの初回では肌質のカウンセリングを行っているサロンも多く、初回限定の割引サービスやクーポンなども展開されているため、ぜひ一度体験してみましょう。

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