11月11日、初富小学校の50周年を祝う記念行事が行われました。
学校と地域、子どもたちが企画したさまざまな催しにより、小学校全体がお祝いムード一色となりました。
公開 2023/12/20(最終更新 2024/03/25)

子どもたちの歌声で小学校をお祝い
「初富小学校、50歳おめでとう!」「おめでとう!」。
小田川精宏校長の呼び掛けに児童が大きな声で応え、体育館がお祝いムードに包まれました。
3部構成で行われた記念行事の第1部は実行委員会主催の記念式典。
芝田裕美市長、皆川征夫教育長なども列席し、50周年記念のために制作されたプロジェクションマッピングやマスコットキャラクター、愛唱歌がそれぞれ披露されました。
愛唱歌「夢・あい・初富」は、作曲を担当した作曲家の田嶋勉さんの指揮の下、子どもたちの元気な歌声が体育館に響き渡り、50年を迎えた学校へ歌の贈り物となりました。
さまざまなテーマで行われた学年発表
第2部では児童会が中心となり、クイズや学年発表が行われました。
1年生は「50回目の1年生」として元気よく校歌を歌い、2年生は劇を交えて鎌ケ谷市の魅力を、3年生は鎌ケ谷市で生産されている梨について発表。
4年生は「事故ゼロ大作戦」として通学路の調査結果を、5年生は初富小学校の歴史、6年生は初富の開墾と現在の鎌ケ谷についてそれぞれ発表しました。

第2部の企画や運営に携わった児童会長の鷹羽美空(たかはみく)さん(6年)は「準備が大変なこともありましたが、みんなが楽しんでくれて良かったです」と笑顔を見せ、熊澤奏志(くまざわそうし)君(6年)は学年発表した地域の開墾について、「昔の人たちの頑張りや苦労を学び、私たちとのつながりを感じることができました」と話しました。

昼からはPTA主催の第3部、「初小秋祭り」が開催。
一般の自由参加もあり、校庭は出店やイベントを楽しむ人々でにぎわいました。

初富小のスローガンは「5つのあい」(学び合い・鍛え合い・助け合い・励まし合い・元気なあいさつ)、これからも子どもたちと地域の愛に満ちた歴史が続いていくことでしょう。