1992年からインディアカの市民大会が開催されるようになった佐倉市。
コロナ禍で減少した愛好者を取り戻そうとする動きが今、始まっています。
公開 2023/12/27(最終更新 2024/03/25)

優
「ちいき新聞」で記事を書かせて頂ける幸運にとても感謝しています。取材で訪れた街でのカフェ巡りは私にとって楽しい至福の時間。プロフィールの写真は「南房総に咲く幸せを呼ぶ花」カレンデュラです。取材で一番好きな花に出会えたこと‥うれしいです。すべての記事に「ありがとう」の気持ちを込めて!
記事一覧へ子や孫とも一緒にプレーできるスポーツ
「これまで運動をしてこなかった大人でも、お金をかけないで何か運動を始めたい」
そんな人にぴったりのスポーツが「インディアカ」。
運動の経験が全くなくても大丈夫。
老若男女を問いません。
発祥の地はドイツで、日本には1968年に紹介されました。
どんな競技かと言えば、ちょうどバレーボールとバドミントンを合わせて、よりソフトにした印象。
バドミントンコートを使って4人でチームを組み、羽根の付いた特殊なボールをラケットではなく「手」で、1、2、3と相手コートに返して打ち合います。

佐倉市インディアカ協会の会長・金盛哲二さんは弥富小学校のPTAの交流会でインディアカに出合いました。
誰もやったことがないスポーツということで採用されたとか。

始めると面白くて、子どもが卒業してからもチームを作って続けてきたという金盛さん。
「家族そろって一緒に楽しめることや運動習慣が持てたこと、それに大人になってからも仲間ができたことがとても良かったです」と魅力を語ってくれました。

インディアカは仲間とレクリエーション気分で楽しめる一方、県大会も全国大会も世界大会もある競技。
やる気があればどんどん上を目指せます。
ちなみに隣の八千代市のチームは日本一となり、世界大会に出場したこともあるそうです。

佐倉のインディアカを盛り上げたい
現在佐倉市のインディアカ人口は70人ほど。
5つのクラブに分かれそれぞれが週1回ほど小中学校の体育館で練習を行い、月に1度、佐倉市民体育館で合同練習をしています。
「インディアカの魅力を多くの人に知ってもらって仲間を増やし、佐倉市のインディアカを盛り上げていきたい」との思いから、2024年1月13日(土)の午後7時〜午後9時、佐倉市民体育館で初心者も含めた市民参加の「合同練習会」を開催します。
「軽い気持ちでお試しを!」。
羽根の付いたボールを打った先には新たな出会いが待っているかもしれません。

※問い合わせ
メール/syouei5610@gmail.com
佐倉市インディアカ協会(竹内)