市原市に住んでいる外国籍の人と市原市民との交流を深めるために異文化交流体験イベントが開催されています。

※写真はいずれも2023年11月実施の様子

公開 2024/01/12(最終更新 2024/03/25)

ちいき新聞ライター

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市原市在住外国人との交流を目指して

「HelloWorldIchihara」の目的は、五井会館の利活用を通して、異文化体験・交流をし、市内在住の外国人との相互理解を促すこと。

それにより、国際的な視野を持つ市民を増やそうというものです。

また、イベント時に市内在住外国人に向けてアンケート調査も実施し、市政が共に満足度や課題を把握することで、より住みやすい環境づくりに取り組みます。

今年度は毎月テーマを決めてマルシェなどを開催しています。

昨年10月14日には、キックオフイベントとして、海外旅行が好き、国際交流や国際協力、姉妹都市外国人受け入れに興味があるなど、海外に関連した市原のメンバーが集まり、これからの市原市の国際交流について考えました。

市原市 Hello World Ichihara

国籍は関係なくつながるきっかけに

市内在住の外国人は6000人を超えています。

「せっかく同じ市内に住んでいるのだからフラットにつながるきっかけが欲しい。市原に住んでいる外国の人に、もっと近所の日本人と交流して、市原市に住んで楽しいと思ってもらえたら」と企画担当者は、このイベントを立ち上げた理由を話します。

最初の国(テーマ)は「ブラジル」。

昨年11月23日、穏やかに晴れて暑いくらいの陽気の中、ブラジルの他、ペルー、アルゼンチンなどの南米の国々が梨の木公園に集結しました。

ブラジルでしか採取できない金色の植物を利用して作られたアクセサリーや、ブラジルを代表する料理シュラスコ、アルゼンチン、ペルーの料理も並びました。

陽気な南米の音楽が流れ、パンデイロなどのブラジルの楽器を演奏できるブースでは、歌に合わせて参加者が打楽器でリズムを取り一緒に楽しむ場面も。

市原市 Hello World Ichihara
歌に合わせて打楽器で参加

ステージ前では民族楽器のビリンバウの演奏に合わせて子どもたちが伝統武術のカポエイラを披露。

参加者は手拍子で応援です。

市原市 Hello World Ichihara
ビリンバウ(写真左の弓のような楽器)の演奏と子どもたちによるカポエイラ

異文化に触れ、交流を深めるために食と音楽はとても良いツール。

次回のテーマは「タイ」を予定。

気軽に立ち寄って、異文化体験をしてみては。

今後の詳細についてはSNSで確認を。

市原市 Hello World Ichihara
日本人バンドによるブラジルのカントリーミュージック「セルタネージャ」も披露

次回開催日/1月21日(日)
      テーマ: タイ
      2月18日(日)
      テーマ: ワールドフェス
開催時間/午前10時30分~午後3時
※天気などで変更の可能性もあるので、最新情報はSNSからご確認ください
会場/五井会館
住所/千葉県市原市五井中央西2-3-3-13
主催/Hello World Ichihara
共催/市原市役所、オープンロード合同会社
問い合わせ/Instagramから(@helloworld.ichihara