プロギングとは2016年にスウェーデンで始まった、ジョギングしながらごみ拾いをする新しいスポーツ。

健康に良く仲間も増え、町もきれいになると聞き、参加してみました。

公開 2024/02/11(最終更新 2024/03/25)

ゆき

ゆき

元々インドア派でしたが、市川市に住み始め街歩きが趣味に。島巡りもしています。がんサバイバーサポート中。医療・介護にも興味あり。ネコとお笑い好き

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プロギングでごみが宝に見えてくる?!

市川市 市川プロギング
市川プロギングは月1回開催。写真は第16回の参加者。手前左が主催者のゆーちゃん

昨年11月半ばの土曜日、午前9時50分「道の駅いちかわ」(国分6丁目)に集まった参加者は記者を含めて12人。

6歳の女の子もいます。

準備体操をしながら、呼んでほしいニックネームで自己紹介。

可燃と不燃とで分けたごみ袋担当を3人決めた後、持参した軍手をはめて、いざ出発。

他の参加者から「ごみを拾った」と声が上がりますが、記者はなかなか見つけられず。

5分ほどしてようやく吸い殻を発見。

まるで宝を見つけたかのように輝いて見えるのが不思議。

ごみ袋に入れるとニックネームとともに「ナイス!」と声を掛けられます。

市川市 市川プロギング
拾ったごみを袋にポイ。みんなで声を掛け合って

うれしくなってますますやる気倍増。

先頭を走るのは主催者のゆーちゃん。

市川市 市川プロギング
みんなで走ってごみ拾い。先頭が主催者のゆーちゃん

就職して東京都内に住んでいましたが、病気が見つかり、実家のある市川市に戻ることに。

体力づくりと地域交流のため、2023年1月からSNSなどでプロギングの呼び掛けを始めます。

「都内に住んでいた頃、職場と家との往復で他の知り合いがいませんでした。プロギングやボランティアに参加し始め、地元の人たちと触れ合うことでサードプレイスの楽しさや良さを知りました」ときっかけを話します。

走って拾って 地元再発見!

走っている途中、ゆーちゃんから、おいしい店の紹介があり、自然と参加者同士の会話も弾みます。

「市川市の歴史に詳しい人たちと一緒にイベントもやってみたい」とゆーちゃん。

あっという間の50分、道の駅いちかわに戻ってきてゴール。

約3km走りました。

市川市 市川プロギング
楽しく、すがすがしくみんなでゴール
市川市 市川プロギング
走り終わった後のストレッチ

整理体操の後、改めてごみの分別。

吸い殻やペットボトルなどで3つの袋は満杯に。

「いろんな場所を回ることで地元をよりよく知ることができます。走るチームと歩くチームに分けてもできるので、散歩感覚でOK。気軽に参加してみてください」と呼び掛けます。

「ごみを拾うことは運を拾うこと」。

市川プロギングのTシャツに書かれた言葉に心から共感。

市川市 市川プロギング
市川プロギングのTシャツ

ごみにも運にも気付きやすくなったかも?!

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