爪の甘皮ケアなどを含むネイルケアは女性のみならず、男性の間でも浸透してきた身だしなみの新常識。ネイルサロンに興味はあるけれど、どのような準備が必要で、どんな場所なのかわからないと不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、初めてネイルサロンを利用する方やネイルサロン初心者にチェックしていただきたい、ネイルサロンガイドをご紹介!
施術当日の流れやネイルの専門用語についてもわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
【チイコミ!】で千葉県のネイルサロン・まつげサロンをチェック♬
公開 2022/11/28(最終更新 2025/09/11)

目次
ネイルサロン初心者のための用語解説
ネイルサロンにはさまざまなメニューがありますが、多くは初心者の方にはわかりにくい専門的な用語ばかりです。ここでは、ネイルサロンで代表的な3つのメニュー用語についてご紹介します。それぞれのメニューの違いも解説しますので、チェックしておきましょう。
ジェルネイル

今、ネイルサロンで主流となっているメニューのジェルネイルは、ジェル状の樹脂を硬化させて形作るネイルです。
▽ジェルネイルの特徴
・ マニキュアと比べて乾かす時間が圧倒的に短い
・ きれいにぷっくりと仕上がる
・ デザインの種類が豊富
・ 長持ちする
ジェルネイルは、UVライトを照射することで硬化するため、マニキュアに比べて短時間で乾かせます。ぷっくりとして艶感のあるきれいな仕上がりが特徴です。
デザインの自由度も非常に高く、ワンカラーでシンプルに仕上げることはもちろん、さまざまなパーツを組み合わせたこだわりのデザインを表現できます。
ジェルネイルには3〜4週間ほどきれいな状態をキープできるという、持ちの良さという大きな特徴もあります。マニキュアのように爪先からカラーが剥げるような心配がないのも、嬉しいポイントと言えるでしょう。
ポリッシュネイル

ポリッシュネイルとは、いわゆるマニキュアを使用した施術のこと。「マニキュア」はフランス語でネイルケア全般をさす言葉のため、最近では「ネイルポリッシュ」や「ネイルカラー」と呼ぶことが多くなっています。ポリッシュとは「塗料」という意味を持つ言葉で、爪に使用する塗料という意味でネイルポリッシュと呼ばれています。
▽ポリッシュネイルの特徴
・自爪を傷つけずに施術が受けられる
・手軽にカラーチェンジを楽しめる
・ジェルネイルやスカルプチュアに比べて安価でできる
ジェルやスカルプチュアでネイルケアをする際、自爪を削ることがあるため、どうしても爪が弱り、痛みやすい状態になってしまいます。一方、ポリッシュネイルの場合は自爪を削らずに塗料をのせるだけで済みますので、健康な自爪の状態をキープできます。
ポリッシュネイルは、除光液があれば自宅で簡単にオフでき、セルフケアが可能なこともメリットです。手軽にネイルケアを楽しめます。
さらに、ジェルやスカルプチュアと比較して安価で楽しめるというメリットもあるため、コストを抑えたケアを希望される方にもおすすめです。
スカルプチュア
スカルプチュアとは、ハードジェルとアクリル樹脂を混ぜたものを使って爪の長さを長くする技術のことです。
▽スカルプチュアの特徴
・好みの長さや大きさ、形に調整できる
・ハードジェルを使用するので強度が高い
・長持ちする
・長さ出しが可能
・自爪に与えるダメージは大きい
一般的なネイルチップとは異なり、自爪に装着して好みの長さや大きさ、形に調整できます。自爪が小さくてデザインネイルを楽しめない方や自爪が折れてしまった方、他の爪と同じ長さに調整したい方などにおすすめの施術です。
ハードジェルを使用するスカルプチュアは強度が高く、ジェルネイルと同様に3〜4週間程度の期間持ちます。コスパのいい施術だといえるでしょう。
ただし、スカルプチュアは自爪にしっかりと溶接されているため、自爪に与えるダメージはジェルネイルに比べて大きいのがデメリットです。オフする際は、セルフではなくサロンで施術を受けることがおすすめです。
ネイルサロンでの当日の流れ
施術メニューの用語について理解できたところで、ここからは、ネイルサロンでの当日の流れについて、ジェルネイルの施術にフォーカスしてご紹介します。ネイルサロン未経験の方でもわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
カウンセリング

予約した日時にサロンへ。お店によっては、施術時間を過ぎると自動キャンセルになったり、施術NGになったりすることも。必ず予約した時間の10分ほど前に到着できるように行動しましょう。
カルテの記入や施術者によるカウンセリングを行います。カウンセリングシートには、お好みのデザインや理想の爪の長さや形、さらにはアレルギーの有無などを記入します。
ジェルオフ・爪のお手入れ

カウンセリングが終了してデザインが決まったら、いよいよ施術がスタートです。自爪で訪れた場合は、まず甘皮処理や爪の長さの調整から開始。爪にジェルなどが付いている場合は、ジェルのオフ作業をしていきます。
サロンに出向く前に、事前に爪の長さを調整したり、甘皮処理をしたりする方もいるようですが、基本的に何もしない状態で出向くのがベストです。爪が短過ぎる場合は、ジェルネイルがうまくのらないこともありますのでご注意ください。
ネイルデザインの決定

甘皮や爪の長さの調整が終わったタイミングで、ネイルのデザインを決めていきます。店内の見本を参考にしながら希望のデザインを見つけてもよいでしょう。あらかじめ希望するデザインがある場合は、ネイリストにお伝えします。
ここで注意点! ネイルサロンによってはデザイン持ち込みは対応していないお店もあります。SNSや雑誌で見つけたデザインにお願いしたい場合は、デザイン持ち込みOKのネイルサロンを調べて予約しましょう。
どのようなデザインにすればいいかわからないと悩んでいる場合は、好みのカラーやデザインを伝えて、ネイリストにお任せするのもおすすめの方法です。流行りのデザインを質問したり、自分の爪に合ったデザインを相談したりしながら、最終的なデザインを決めていきましょう。
ネイル施術
デザインが決まったら、いよいよネイルの施術です。サロンの雰囲気や方針によって、施術中に会話があるところとそうでないところが存在します。スタッフとの会話を最小限に抑えたい方は、カウンセリング時に伝えるか、カウンセリングシートに事前に記入しておくのがおすすめです。
ネイル初心者におすすめのネイルデザイン
たくさんあるネイルデザインの中から1つのデザインに絞ることはとっても悩ましいもの。ここからは、ネイルサロン初心者におすすめの王道ネイルデザインを厳選してご紹介します。
ワンカラーネイル
ワンカラーネイルとは、一色だけをのせるシンプルなネイルデザインです。自分の好みのカラーを選んで指先をシンプルでかつ華やかに彩ります。仕事柄派手なデザインはむずかしい方や、デザインネイルに飽きてしまうという方におすすめといえるでしょう。
最近では、複数のカラーを使ったカラーネイルも流行しています。特にアシンメトリーデザインは流行デザインですので、こなれ感を演出したい方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
フレンチネイル
フレンチネイルとは、爪先にホワイトをのせたシンプルなデザインのことです。女性的で清楚なイメージのフレンチネイルは、世代を問わず人気です。
ホワイト以外のカラーを使ったデザインや、フレンチのラインを二重に入れた「ダブルフレンチ」、そしてフレンチの幅が狭い「細フレンチ」など、フレンチネイルでもさまざまなデザインを楽しむことができます。
まとめ
今回は、ネイルサロン初心者に向けてネイルサロンガイドをご紹介しました。専門用語や施術当日の流れ、初心者の方におすすめのネイルデザインについて知ることで、ネイルの楽しみが膨らむでしょう。
また、自爪の補強や保護の面でジェルネイルはおすすめの施術です。爪先がおしゃれになることで、美意識が高まりますし、気分も上がります。何気ない毎日が華やかに。ぜひこの機会にネイルサロンでの施術を検討してみてはいかがですか。