印西市および近隣地域で活動10年目の音楽バンド。

ギターやパーカッションなどの楽器と歌や手話を取り入れた演奏パフォーマンスで地域を盛り上げています。

公開 2024/04/22(最終更新 2024/04/19)

ちいき新聞ライター

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地元に根付いた音楽活動

印西市 活動10年目の音楽バンド カラフルスタイル
カラフルスタイルの衣装を着て印西まちなか音楽祭に参加

印西市内でかつて活動していたカラフルママというママさんバンドの後継として演奏活動をしている「カラフルスタイル」。

メンバーは男女40〜60代を中心に約10人。

コロナ禍で演奏活動が制限されていましたが、現在は印西市内および近隣地域の高齢者施設、福祉施設、保育園や子育て支援センターを訪問する他、多くの地元イベントにも参加しています。

昨年は小林地区の公民館でお客さんに思い出の曲をリクエストしてもらうロビーコンサートを開催。

いんざいふるさと産業まつりのステージでは地元の人と制作したオリジナルソングを披露。

戸神フェスタでは場を盛り上げるための演奏をし、春に行われる印西まちなか音楽祭では、ゴスペルなどの他参加団体とライブを行いました。

子ども向けの童謡から人気のアニメソング、大人の歌謡曲まで演奏場所に合わせてメンバーを編成、曲をアレンジし、年代問わず地域の人々に喜ばれています。

印西市 活動10年目の音楽バンド カラフルスタイル 昨年秋に行われた保育園でのコンサート

音楽から生まれるコミュニケーション

印西市 活動10年目の音楽バンド カラフルスタイル

代表の武藤由美子さんは「じっと聴いているだけではなく、参加したくなる音楽の場を地域の皆さんと一緒に作りたい」と話します。

以前、市のマスコットキャラクターいんザイ君をデザインした小林あゆみさんとコラボし「おさんぽ♪いんザイ君」や「いんザイ君の絵描き歌」を制作、地域の子どもたちと一緒に踊ったり絵を描いたりしました。

また「きおろしラプソディー」や「小林の歌」などのご当地ソングを地元の人が作詞し、メンバーのムッチーさんが作曲。

小学校内で流れたり、児童が口ずさんだりと広く親しまれています。

昨年はシニアの男性たちの楽しい交流の場になればと、地域の職員と共同して男性歌声サロン「にじいろ」を始めました。

印西音頭や木下音頭など参加者が歌に合わせて踊ることも多く、盛り上がっているそうです。

「演奏中、音楽によって自然に体が動いたり、表情が生き生きしたものに変わったりとお客さんの反応をじかに感じられることがうれしい。これからも音楽で地域を元気にしていけたら」と武藤さんは笑顔で語ってくれました。(取材・執筆/紫みゆき)

印西市 活動10年目の音楽バンド カラフルスタイル
小林地区でのコンサート。中央が代表の武藤さん。

出演予定/印西まちなか音楽祭
日時/5月12日(日)
   午前11時~午後4時45分
場所/北総線印西牧の原駅周辺11ステージ(カラフルスタイルはBIG HOP駅前ビレッジ)
ホームページ/https://inzaimachinaka.wixsite.com/home

問い合わせ
メール/taicosan610-chibanew@yahoo.co.jp
    カラフルスタイル 武藤
Instagram/@colorfulstyle_chiba.inzai
X/@colorfulstyle