6月8日(土)・9日(日)に体験イベントミュージアム・フェスティバルが開催されます。会場となる袖ケ浦市郷土博物館の魅力とイベントの見どころを取材しました。
公開 2024/06/03(最終更新 2024/05/30)

花
48歳で普通自動二輪免許を取得したへっぽこアラフィフ主婦ライダー。千葉は魅力的なライディングスポットがたくさん!取材と称してソロツーを楽しんでいます。【ブログ】https://ameblo.jp/ohana-hann/
記事一覧へ本館と屋外施設で袖ケ浦市の歴史を体感
自然豊かな袖ケ浦公園の一角にある袖ケ浦市郷土博物館では、本館と屋外施設で袖ケ浦市の歴史を学ぶことができます。

本館には袖ケ浦市の考古資料や歴史のジオラマを、現代から3万5千年までさかのぼりながら展示した常設展示や、結婚式や七五三などのお膳や昔の道具など、当時の暮らしを肌で感じられる民俗展示の他、貴重な国史跡の山野貝塚と、国の重要無形民俗文化財の上総掘りの展示などがあります。




屋外施設は、万葉集に登場する植物が植えられた「万葉植物園」、復元した弥生時代と奈良時代の竪穴住居に入ることができる「古代住居の広場」、江戸時代の古民家を移築した「旧進藤家住宅」、君津地方で考案された深井戸掘りの技術「上総掘りのアシバ」、アクアラインの資料を展示する「アクアラインなるほど館」の五つ。





実物を体感しつつ、いにしえに思いをはせれば、非日常感に包まれること間違いないでしょう。
いにしえの知恵と技を体験しよう
今年のミュージアム・フェスティバルは「体験!体感!いにしえの知恵とワザ」がテーマ。


古代人の技術に挑戦する、勾玉作りに貝輪作り、火おこし体験の他、伝統芸能のしの笛体験や、機織り体験、野草を使ったたたき染め、くぎを使わずに建物を建てる日本の伝統的な大工技術「木組み」の積み木遊びなど、ここでしかできない体験イベントが満載。
また上総掘りのアシバでは、上総掘りの体験もできるのだとか。
当日は和太鼓や吹奏楽の演奏にシャボン玉やジャグリングなどのパフォーマンスが会場を盛り上げ、模擬店やキッチンカーも出店。
郷土博物館に親しみを持ってもらい、気軽に訪れるきっかけ作りが目標の一つだというミュージアム・フェスティバル。
詳しい内容は袖ケ浦市ホームページでご確認ください。
袖ケ浦市郷土博物館
住所/千葉県袖ケ浦市下新田1133
開館時間/午前9時~午後5時
定休日/月曜日、祝日の翌日、年末年始(12月26日~1月4日)
ミュージアム・フェスティバル
会期/6月8日(土)・9日(日)午前10時~午後3時
入場料/無料 ※一部体験は有料
問い合わせ/0438-63-0811
袖ケ浦市郷土博物館
袖ケ浦市ホームページ/https://www.city.sodegaura.lg.jp/soshiki/hakubutsukan/mf2024.html