名前の由来は、ジーンズに使われているリベットボタンのように、人と人とを強く結び付けたいという思いから。音楽配信サービスで食育ソングが1億回以上再生されている、超人気クリエーターです。

公開 2024/06/08(最終更新 2024/06/07)

ちいき新聞ライター

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肩書きは「あそびクリエーター」

リベットボタンさんは高校時代から絵と音楽に携わり、卒業後は専門学校でデザインを学びながら音楽活動を並行。

観光業のPR事業をしていた株式会社TAN-SUの山口泰志さんと出会い、山口さんのアイデアをリベットボタンさんが形にする活動がスタートしました。

リベットボタンさ(右)と山口さん
リベットボタンさん(右)と山口さん

初めは音楽創作だけだったそうですが、次第にイラスト、工作、映像、キャラクターデザインなどマルチな才能が開花。

リベットボタンさん 食育や保育関連の商品も多数
食育や保育関連の商品も多数

今では、思わず笑顔になるようなかわいいコンテンツを生み出し続け、自身を「あそびクリエーター」と称して、オリジナリティーあふれる楽しい遊びの世界を子どもたちに届けています。

作品を普段使いしてほしいから

リベットボタンさんの現在の活動の契機となったのが、高知県日高村のオムライス街道応援ソング「トマトの神様」を作ったこと。

この歌が町の人たちに響いて、食育× 地方創生× 音楽のオファーが続々と舞い込むように。

また「地元・野田の歌も作りたい」と生まれたのが、特産品の枝豆を応援する「えだまめマーチ」。

市内のベテラン農家に直接話を聞き、収録にはその農家夫婦が手拍子で参加したという、地元感満載の作品です。

リベットボタンさんの楽曲には、SNSやレシピ動画で使いやすいように食べ物や野菜の歌がたくさんあります。

それは、たくさんの人に作品を知ってもらい、そして普段使いしてほしいという願いから。

リベットボタンさん 野田北部幼稚園でもライブ
野田北部幼稚園でもライブを開催。子どもたちも大はしゃぎ

「子どもたちが私の歌を歌っている時に、とても幸せを感じます」とリベットボタンさん。

リベットボタンさん 親子コンサートも大盛り上がり(3月20 日、野田ガスホールで)
親子コンサートも大盛り上がり(2024年3月20 日、野田ガスホールで)

2024年1月に初の著書『アイデアいっぱい!しかけが楽しい保育の壁面12か月』を日本文芸社から出版、3月に野田ガスホールで開催された「親子で楽しむわくわくあそびショー!」も好評でした。

次の目標は絵本づくりとのこと。

かわいい絵本が書店や図書館に並ぶ日が楽しみです。(取材・執筆/おーた)

株式会社TAN-SU
住所/千葉県流山市江戸川台西1-39-7
ホームページ/https://tan-su.com/
Instagram/https://www.instagram.com/rivet_button/