市原市の旧勤労会館(youホール)が、子ども・子育て 支援の総合的な拠点に生まれ変わりました。子どもの遊び場だけでなく、さまざまなサービスやイベント を行っています。

公開 2024/06/22(最終更新 2024/06/24)

ねんじ

ねんじ

3人の男子の育児に奮闘中の母ちゃんライター。趣味は、寝ること、食べること、時々キャンプ。身近な地域でキラリと輝く人や物に目を向け、読んだ人が元気になれるような記事を書くことが目標です。

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子どもと子育てを総合的に支える施設

2024年4月1日にオープンした「いちはら子ども未来館(weほーる)」は旧勤労会館の利活用について市民の意見を取り入れながら検討する中で誕生しました。

「weほーる」の愛称も公募で決定。

愛称考案者で2児のお母さんである品田さんは、「私たちみんな(we)の場所になってほしい」と願いを込めたそう。

同館は乳幼児や保護者をはじめ、小学生や中高生など幅広い年代が楽しめる施設です。

いちはら子ども未来館 明るいテラスでほっと一息
明るいテラスでほっと一息

入り口を入ってすぐのテラスは開放的なスペース。

訪れた人同士での交流や、遊具の体験などができます。

1階の「ちびっこプラザ」は子育て支援と託児サービスを行います。

いちはら子ども未来館 プレイルームは子どもが楽しめる遊具がいっぱい
いちはら子ども未来館 プレイルームは子どもが楽しめる遊具がいっぱい
プレイルームは子どもが楽しめる遊具がいっぱい

乳幼児が安全に遊べる遊具がたくさんそろう子育てサロンやプレイルームなどがあり、親子でくつろぎながら楽しめます。

この他にも、館内には和室や体育室など、小学生が交流しながら遊びや学びを深められるイベントを開催。

放課後の中高生が学習やスポーツに取り組めるスペース「わくわくキングダム」もあります。

また、2階には行政機関である子育てネウボラセンターと発達支援センター地域支援室が設置され、支援が必要な人などを総合的にサポートします。

楽しいだけでなく誰もが安心できる場所

同館では託児スペースに1歳から6歳までの未就学児の子どもを無料で預けることもできます。

館長の藤田さんが目指すのは、子どもが楽しむだけでなく、保護者がほっと安らげる場所。

「保護者の方がリフレッシュし、ゆとりを持つことが健全な子育てにつながると思います」と藤田さんは語ります。

イベントにも力を入れており、工作やアート、スポーツなど、わくわくできるイベントを年間で800回ほど開催予定。

来館が難しい人のためにオンラインでのイベントも計画中です。

同館は中央図書館や上総更級公園に隣接しており、誰もが立ち寄れる場所にあります。

親子だけでなく地域の人がくつろぎ、保護者や子ども同士、スタッフ、地域などと交流を深め、つながることも目指します。

地域で安心して子育てできることを感じられる市原市の新しいスポット。

ここから子育ての輪が広がっていくことを期待します。

いちはら子ども未来館(weほーる)
利用時間/午前9時~午後9時
     ※プレイルーム、子育てサロンは午前9時~午後5時
住所/千葉県市原市更級5‐1‐18
休館日/毎月第2月曜日(祝日の場合は翌平日)
    年末年始(12/29~1/3)
利用料/基本無料
ホームページ/https://www.we-hall.jp/
電話番号/0436-25-0125 いちはら子ども未来館