2024年1月1日TeamKiitos(チームキートス)結成!

「モルックに出合ってすぐに素晴らしいスポーツだと感じた」という代表のしがあつきさんに、モルックの魅力について伺いました。

公開 2024/07/07(最終更新 2024/07/04)

ちいき新聞ライター

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モルックはバリアフリーのスポーツ

「TeamKiitos」前列左から3番目がしがあつきさん(日本モルック協会認定モルック指導員)
「TeamKiitos」前列左から3番目がしがあつきさん(日本モルック協会認定モルック指導員)

モルックの発祥はフィンランドで、サウナの後にビールを飲みながらプレーできる気軽なスポーツです。

日本でのモルック競技人口は昨年12月時点で160万人を超えています。

モルックの道具は[1]モルック(投げる棒。モルック棒とも呼ばれている)[2]スキットル(数字が書かれた12本のピン)[3]モルッカーリ(地面に置いて、投げる位置を示す)の3つ。

モルックを投げてスキットルを倒していき、先に50点ぴったりになったチームが勝ちというルールです。

ゲームの最初のスキットルの状態
ゲームの最初のスキットルの状態
モルックを投げてピンを倒し、得点を競う
モルックを投げてピンを倒し、得点を競う

ゲームを進めていくとさらに細かいルールがありますが、モルックを投げることができれば誰でも参加できるスポーツです。

笑顔があれば結果的に良い方向にいく!

試合風景
試合風景

日本モルック協会公認団体TeamKiitos代表のしがあつきさんがモルックに出合ったのは昨年。

これはすごいことが起こせるのではないかと直感し、「千葉県からモルックを盛り上げていきたい」と思ったそうです。

普段は八千代市にあるスポーツの杜公園を練習拠点にしており、チーム編成は小学生から65歳までの気の合う仲間です。

「モルックをやる人は基本的に優しい人が多く、試合中も良いプレーが出れば対戦相手でも一緒に喜べる人が多いです。モルックというスポーツがそうさせるのではないかと思っています」

あつきさんは7月に聴覚障害者の運動会にモルックの運営・競技進行サポートとして参加予定で、「どんな状況でも同じコートで同じルールでできる、モルックのようなバリアフリーの競技は他にないのでは。そこに本当の魅力を感じています」。

またあつきさんの人生のテーマは「笑顔」。

「相手を笑顔にしたい、自分も笑顔になりたい。もちろん気分が落ち込む日もありますが、笑顔があれば良い結果が出る!という経験があるので、笑顔になれる場を作りたいと活動しています」

会場を見渡せばたくさんの笑顔がそこにありました。

モルックを体験してみたいという人は参加してみては。

普段着でもOKです。(取材・執筆/みつa)

※問い合わせ
メール/team.kiitos39@gmail.com