市原市や姉崎に関わりのあるメンバーが集まりconnect姉ヶ崎を結成。姉崎屋台など、楽しみながら姉崎のまちを面白くする活動を行っています。

公開 2024/07/08(最終更新 2024/07/04)

ねんじ

ねんじ

3人の男子の育児に奮闘中の母ちゃんライター。趣味は、寝ること、食べること、時々キャンプ。身近な地域でキラリと輝く人や物に目を向け、読んだ人が元気になれるような記事を書くことが目標です。

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手作りの屋台で試行錯誤のまちづくり

メンバーが出会ったのは2024年1月に開催された第4回リノベーションスクール@市原。

市原市が主催する同スクールは、まちづくりに興味のある人たちが集まり、まちの課題を解決するためのビジネスプランを創り出す活動です。

今回は姉崎を舞台に、まちに出ていくきっかけをつくり、人々がつながれるまちを目指しました。

思いを共有しながら濃厚な時間を過ごしたメンバーたち。

スクール終了後も交流は続き、「姉崎のまちをもっと面白くしたい」「何もないから何でもできる」との思いで3月にconnect姉ヶ崎を結成。

まずは小さくても始めようと屋台を2台製作し、姉崎屋台の活動をスタートしました。

3月9日には姉ケ崎駅前と公園、住宅街でおでんとソーセージの屋台を出店。

手探りでの活動でしたがたくさんの人が商品を購入し、地域の人たちも「面白そう」「駅前がにぎやかになってうれしい」と話し掛けてくれました。

その後、屋台を作るワークショップを開催し、さらに2台の屋台を製作。

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手作りの屋台で姉崎大根を使った串を販売 @misakitomiya

5月26日には、姉ケ崎駅近くの公園でイベント「串と市」を開催し、串にちなんだ屋台4店と、雑貨や古本などの市を開きました。

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イベント「串と市」の様子。自由にのんびりと過ごす中で交流が生まれます。@misakitomiya

また、この日の朝には、地域のごみを拾い、終了後にコーヒーを飲みながら交流するイベントも開催。

地域の人と交わるきっかけとなりました。

欲しい日常は自分たちで作る

現在connect姉ヶ崎のメンバーとして主に活動しているのは飲食店の店主、キッチンカーのオーナー、建築家、デザイナー、市役所の職員など年代や職種も多様な7人。

「屋台という舞台で踊るようにいろいろなことを表現できたら」「楽しみながら日常を豊かにしていきたい。活動に興味のある人や地域とのつながりを深めながら、『そこに行けばわくわくするような何かがあるまち』を目指します」と、和やかに目を輝かせて話してくれました。

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connect姉ヶ崎のメンバーとリノベーションスクールの仲間たち @misakitomiya

これからもまちの中でコロコロと屋台を転がしながら、活動の輪を広げていく予定。

夢を乗せた屋台と飾らない彼らの笑顔が姉崎のまちを彩ります。

※問い合わせ
インスタグラム/@connect_anegasaki