人も、家も、一年中害虫被害のリスクにさらされています。
今特に注意すべきなのは?
教えてくれたのは…

公開 2024/07/23(最終更新 2024/07/19)

編集部 R
「ちいき新聞」編集部所属の編集。人生の大部分は千葉県在住(時々関西)。おとなしく穏やかに見られがちだが、プロ野球シーズンは黄色、Bリーグ開催中は赤に身を包み、一年中何かしらと戦い続けている。
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害虫カレンダーで要チェック!

1.【シロアリ】食害で家屋をボロボロに!

普段は土中にいますが、繁殖のために地上に出て飛び立つ4月後半から5月上旬ごろが発見のチャンス。木や段ボールを餌として食い荒らすので、木造住宅では柱の中がスカスカになり、大地震による倒壊の危険性が高まります。

5年ごとの防蟻(ぼうぎ)処理がポイント
シロアリは湿気を好むので、家屋の換気を常に意識しましょう。その上で、床下の土台などの木材、土や基礎部分に薬剤を散布(=防蟻処理)します。現在一般的に使用されている薬剤の効果は、約5年が目安。業者を選ぶ時は5年間の無料点検保証の有無を確認の上、ぜひ無料点検を利用することをお勧めします。
2.【毛虫】ガーデニングに潜む危険!

ツバキやサザンカに発生するチャドクガは、毒を持つ細かい毛に覆われ、刺されると腫れてかゆくなります。別名「電気虫」ともいわれるイラガはサクラやウメの葉の裏に見られ、その痛みは電気ショックを受けたような鋭さです。

危険な木の近くでは警戒し、刺されたら皮膚のケアを。
症状がひどければ皮膚科を受診しましょう。

3.【トコジラミ】最近被害が急増して話題に!

別名「南京虫」ともいうカメムシの仲間。海外から持ち込まれることが多く、コロナ禍が落ち着いた後、国内での被害が再燃しています。
電車やバス、映画館の座席にいる個体が移ってきたり、靴や宅配の荷物とともに自宅に持ち込まれることも。

生息場所は畳、布団、じゅうたん、寝具など人の肌が触れやすい場所。

近年発生しているトコジラミは市販の殺虫剤が効かないため、個人で駆除するのはとても困難です。

4.【スズメバチ】狂暴で毒性が強く毎年死亡者が…

夏の暑い時季に巣作りを始め、9月ごろ最も動きが活発に。
庭で剪定(せんてい)作業中、木の隙間の巣に気づかずハチを刺激してしまい、襲われるケースもあります。

巣を発見したら静かにその場を離れ、業者へ連絡を。
目立たない茂みに巣を作られないよう、春先に庭をきれいにしておきましょう。
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