夏本番、プールの季節到来! 遡ること6月、松戸運動公園(千葉県松戸市上本郷4434)のプールで「ヤゴ救出作戦in松戸」が行われ、親子300人以上が参加しました。

公開 2024/07/26(最終更新 2024/07/25)

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60才直前にて、サラリーマン生活を卒業。今まで、ぼんやり夢見ていたことや、新しく興味を持ったことにもどんどん挑戦し、第2の人生を思いっきり満喫中の少年の心を持つ普通の親父です。

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身近な自然に触れ合おう!

東葛福祉会子ども部会と不登校親子応援ねっとの共催による、松戸市管理のプールでは初開催の企画。

身近な場所で自然に触れられ、ヤゴを捕まえてトンボまで育てるという試みが人気を呼び、あっという間に定員となりました。

当日は専門家によるヤゴの育て方の説明の後、待ちわびた親子が一斉にプールの中へ。

ヤゴ救出作戦in松戸 子どもも大人も楽しそう
プールの水抜き前に、ギンヤンマのヤゴを救出して育てようという試み
ヤゴ救出作戦in松戸
子どもも大人もすっかり夢中に

初めは恐る恐るでしたが、ヤゴが捕れるたびにあちこちから歓声が上り、「よく見るとかっこいい」「自分で捕るとかわいらしく思える」などと夢中に。

大人たちも「うちの子、さっきまで虫嫌いだったんですけど」「なんだか童心に返った感じ」「来年も参加したいです」など満足気なコメント。

説明で「ヤゴのえさはご飯粒でも大丈夫」と聞き、「それなら育てられそう」と安心してヤゴを持ち帰っていました。

ヤゴ救出作戦in松戸 捕まえた銀ヤンマのヤゴ
捕まえた銀ヤンマのヤゴ

学びの場所は学校だけではない

ヤゴ救出作戦in松戸 主催者代表の景山さん
主催者代表の景山さん

主催者代表の景山益代さんは、かつて娘の不登校に悩んでいた時、保健の先生から「無理して連れて来なくていい。娘さんに合う場所があるはず」と言ってもらえたそうです。

「多くの人は、学校に行かなければだめだと勘違いしている。代わりの場所が知られていないのが問題です。子どもが学べる場所は学校だけじゃないはず。そのことをもっと多くの人に知ってほしい、そしてすべての子どもが幸せになってほしい」と、プールではしゃぐ親子らを見ながら語ってくれました。

9月8日(日)・22日(日・祝)にはトンボ撮影会が開催されます。

詳細は、不登校親子応援ねっとホームページで確認を。

ヤゴ救出作戦in松戸 松戸運動公園プールは8月31日 (土)まで営業中
松戸運動公園プールは8月31日 (土)まで営業中

※ヤゴ救出作戦、トンボ撮影会の問い合わせ
ホームページ/https://ouennet.com/
電話番号/090-4846-1496 不登校親子応援ねっと 景山
※夏季プール営業に関する問い合わせ
電話番号/047-363-9554 松戸運動公園プール専用ダイヤル