「船橋が誇れる小松菜をこれからも作り続けたい」と語る平野代一さん。西船橋で小松菜一筋40年。飽くなき挑戦を続ける西船橋ひらの農園を取材しました。
公開 2024/08/29(最終更新 2024/08/29)

編集部 ゆりか
編集部所属の取材記者。白井市出身、船橋市在住。コンテンポラリーダンス、ヨガ、ズンバ、バレエなどとにかく踊るのが好き。取材執筆も好きだが、地図が読めないため取材前はいつも軽く迷う。食べ盛りの夫と3人の子育てに奮闘中。
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西船橋で小松菜一筋40年。

平野代一さんは、おいしい小松菜を作るために努力を重ね、西船橋地区の農家16軒と「船橋ブランド小松菜」を作り上げました。


品質と味の良さから東京の市場で高値が付くほど。
肥料にもこだわり続け、飲食店にサンプルの小松菜を提供し「おいしい」と言われた時の肥料のバランスをチェックしています。
その後、経済産業省から認定され商品開発を託された平野さん。
地域の人たちと連携して、小松菜ハイボールをはじめ、緑のパスタやピザなどを商品化。
船橋を大いに盛り上げてきました。

船橋の二つの名産がドッキング

その中で誕生したのが「船橋バクダンコロッケ」。
衝撃のうまさゆえのネーミングですが、実は優しい味わいのクリームコロッケです。

揚げたてを頬張れば、サクッとした衣から湯気と一緒にあふれるのは、小松菜グリーンきらめくクラムチャウダー。
新鮮な船橋産のホンビノス貝の滋味深いうまみもたっぷりと。
本場アメリカではクラムチャウダーといえばホンビノス貝で、原産地は北米ですが、近年は船橋の名産品となっています。
「船橋が誇れる小松菜をこれからも作り続けたい」平野さんは、息子の徹さんを始め若き後継者と共に、今日も飽くなき挑戦を続けています。

