「船橋が誇れる小松菜をこれからも作り続けたい」と語る平野代一さん。西船橋で小松菜一筋40年。飽くなき挑戦を続ける西船橋ひらの農園を取材しました。
公開 2024/08/29(最終更新 2025/10/17)

優
「ちいき新聞」で記事を書かせて頂ける幸運にとても感謝しています。取材で訪れた街でのカフェ巡りは私にとって楽しい至福の時間。プロフィールの写真は「南房総に咲く幸せを呼ぶ花」カレンデュラです。取材で一番好きな花に出会えたこと‥うれしいです。すべての記事に「ありがとう」の気持ちを込めて!
記事一覧へ船橋を小松菜の街にした立役者
西船橋で小松菜一筋40年。

平野代一さんは、おいしい小松菜を作るために努力を重ね、西船橋地区の農家16軒と「船橋ブランド小松菜」を作り上げました。


品質と味の良さから東京の市場で高値が付くほど。
肥料にもこだわり続け、飲食店にサンプルの小松菜を提供し「おいしい」と言われた時の肥料のバランスをチェックしています。
その後、経済産業省から認定され商品開発を託された平野さん。
地域の人たちと連携して、小松菜ハイボールをはじめ、緑のパスタやピザなどを商品化。
船橋を大いに盛り上げてきました。

船橋の二つの名産がドッキング

その中で誕生したのが「船橋バクダンコロッケ」。
衝撃のうまさゆえのネーミングですが、実は優しい味わいのクリームコロッケです。

揚げたてを頬張れば、サクッとした衣から湯気と一緒にあふれるのは、小松菜グリーンきらめくクラムチャウダー。
新鮮な船橋産のホンビノス貝の滋味深いうまみもたっぷりと。
本場アメリカではクラムチャウダーといえばホンビノス貝で、原産地は北米ですが、近年は船橋の名産品となっています。
「船橋が誇れる小松菜をこれからも作り続けたい」平野さんは、息子の徹さんを始め若き後継者と共に、今日も飽くなき挑戦を続けています。

