すみれの会では、月に1度集まって思い思いに絵を描いています。地域のイベントやボランティア活動を通じて、色鉛筆画の楽しさを広めようとしています。

公開 2024/09/08(最終更新 2024/09/04)

ちいき新聞ライター

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毎月第1木曜日の彩りの時間

すみれの会には先生がいません。

メンバーがそれぞれ独学で調べたり、お互いに意見を交わしたり、おしゃべりをしたりしながら、ただ楽しく気楽に色鉛筆での描画やぬり絵をたしなむ会です。

色鉛筆画サークル「すみれの会」 道具も描画テーマも自由です
道具も描画テーマも自由です

「上達を目的とした会ではないんですが、ずっと続けているとうまく描ける時があって、それがすごく励みになります」とメンバーの井出さん。

現会長の梅村さんは、退職後に趣味探しでいろいろ試したそうですが、「周りの音が聞こえないくらい集中して描いている瞬間があって、それがすごく楽しいです。他の人の作品を見て刺激を受けるのも楽しい」と語るほど、色鉛筆画が好きになってしまったそう。

色鉛筆画サークル「すみれの会」 現会長の梅村さんと作品「バラ」
現会長の梅村さんと作品「バラ」

定例活動に展示会ボランティア活動も

すみれの会の発足は2003年。

初代会長で現在もメンバーとして活動する津田さんが、老人ホームでのボランティア活動を視野に入れてのことだったそうです。

色鉛筆のぬり絵なら気楽に脳トレができると考え、メンバーを募ったのがきっかけ。

色鉛筆画サークル「すみれの会」 おしゃべりしたり相談したり、一人で集中して描いたり
おしゃべりしたり相談したり、一人で集中して描いたり

それからコロナ禍が発生するまで、定例活動の他に月に1度ぬり絵を持って老人ホームを訪れ、体験してもらうボランティアをしていました。

老人ホームでのボランティア活動は再開には至っていませんが、夏休みのキッズ教室を開催したり、ふれあいプラザさかえで開催されるイベントでは、作品を展示し、来場者への体験スペースも用意しているそうです。

色鉛筆画サークル「すみれの会」日常の何げないものを絵にする楽しみ
日常の何げないものを絵にする楽しみ

次回の展示・体験は、10月20日(日)にふれあいプラザさかえで開催される「住民活動ふれあい文化祭」を予定しています。

また、毎月第1木曜日の午後1時から午後3時へ変更の定例活動の日も、体験入会はいつでも歓迎とのこと。

外は暑さがまだまだ厳しい季節。

気楽な気持ちで色鉛筆画を体験してみては。(取材・執筆/FOSSA)

定例活動日/毎月第1木曜日午後1時~午後3時
開催場所/ふれあいプラザさかえ 第1会議室
住所/千葉県印旛郡栄町安食938-1
 ※開催日、場所は変更の可能性あり
参加費/月100円
 ※入会後、毎年4月もしくは入会翌月から年度末までの分をまとめて支払い
問い合わせ/090-2753-3370  梅村