今年も青葉台フェスタが開催されます。

試行錯誤して創り上げ、さらしに進化したお祭りと音楽と食の祭典を思いっきり楽しみましょう。

公開 2024/09/10(最終更新 2024/09/04)

ねんじ

ねんじ

3人の男子の育児に奮闘中の母ちゃんライター。趣味は、寝ること、食べること、時々キャンプ。身近な地域でキラリと輝く人や物に目を向け、読んだ人が元気になれるような記事を書くことが目標です。

記事一覧へ

楽しんで地域活動を展開

青葉中央通り歩行者天国会場
青葉中央通り歩行者天国会場

フェスタを主催するのは(一社)青葉台町会協議会。

空き家の増加による危機感からプロジェクトを立ち上げるなど、多様な活動を行っています。

地域を盛り上げるイベントとして計画された青葉台フェスタですが、コロナ禍を経てみこしの担ぎ手などの人手が減少。

「負担が大きすぎる」との意見も寄せられました。

そこで、伝統の維持と負担軽減を目指して代替案を検討し、次世代を担う若者のパワーを取り入れるため学生とのワークショップを開催。

2022年に行われた第1回フェスタは悪天候のため自治会館内での開催となりましたが、会場にはたくさんの子どもたちが集まりました。

翌年にはキッチンカーや演者の募集を幅広く行い、規模も大幅に拡大。

町会の負担を減らしつつ、若者や外部のパワーを取り入れたイベントにバージョンアップしました。

みんなが主役の楽しいイベント

(一社)青葉台町会協議会事務局の皆さん
(一社)青葉台町会協議会事務局の皆さん

3回目となる今年は、会場が遠くて参加しにくい地域住民のために送迎バスの運行を検討。

また、グルメを楽しみながら舞台の観覧ができるよう会場を集約し、みこしのルートも見直しています。

メインステージの青葉中央通りは歩行者天国とし、キッチンカーなどによる販売や、生演奏・ダンスなどを目の前で観覧できます。

その他、トークショー、子どもの遊び体験、健康測定など、誰もが楽しめる工夫が盛りだくさんです。

実は道路を歩行者天国にすることは、メンバーの何げない発言がきっかけだったとか。

頭を抱えた青葉台フェスタ実行委員長の山下さんは、発案者のさらなる助言で、市、警察署、路線バス会社などと何度も協議を重ね、歩行者天国を実現させました。

「汗と知恵を絞り出し、仲間と共に課題を乗り越えてきました。チーム力のおかげです」と山下さんは笑います。

「若い世代へ活動を引き継いでいくことが課題ですが、何より私たち住民自身が楽しく活動することですね」と語るのは協議会顧問兼事務局長の田中さん。

住民一人一人の思いが詰まった楽しさ満載の2日間。

足を運んでみてはいかがでしょうか。

第3回青葉台フェスタのポスター

第3回青葉台フェスタ

日時/9月15日(日)
     16日(月・祝)
【メインステージ】
青葉中央通り(歩行者天国)
日時/15日 午前9時~午後8時
   16日 午前10時~午後4時

【グルメストリート】青葉中央通り
日時/15日 午前10時~午後7時ごろ
   16日 午前10時~午後4時

【エンタメステージ】青葉台小学校体育館
日時/15日 午前9時~午後4時
   16日 午後0時30分~午後4時

【エンジョイパーク】堰山公園
日時/15日 午前10時~午後4時
   16日 午前10時~午後4時

イベント詳細/https://inward.aoba39.com/aofes/index.html
(一社)青葉台町会協議会ホームページ/https://inward.aoba39.com/index.html