りそなグループ Bリーグ2024-25シーズン開幕!
今シーズンから千葉ジェッツは、LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ/以下「ららアリーナ」)をホームアリーナとして戦います。
慣れ親しんだ船橋アリーナの約2倍の収容人数となる新アリーナ。
試合の見やすさは?館内の施設やサービスは…?など、気になるポイントがたくさん。
開幕に先立ち9月16日に行われたプレシーズンゲームに行って、ららアリーナのあちこちを見てきました!
公開 2024/10/09(最終更新 2024/10/14)
編集部 R
「ちいき新聞」編集部所属の編集。人生の大部分は千葉県在住(時々関西)。おとなしく穏やかに見られがちだが、プロ野球シーズンは黄色、Bリーグ開催中は赤に身を包み、一年中何かしらと戦い続けている。
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南船橋に出現したクールなエンタメ空間
ららアリーナの最寄り駅はJR京葉線南船橋駅。
京成線船橋競馬場駅からも徒歩15~20分ぐらいです。
この日は南船橋駅を利用しました。
改札を出て左側、南口に出ます
南口駅ロータリーを囲むように建つ「ららテラスTOKYO-BAY」、その一角に千葉ジェッツとのコラボ店舗「GiGOららテラスTOKYO-BAY店」があります。ジェッツ仕様のプリクラやグッズショップもあるカフェ&バーなので、観戦帰りに立ち寄ってみたいスポット
左手にIKEAを見ながら歩くこと3分ほど…
見えてきました!
手前は浜町中央公園。遊んでいる子どもの姿も
アリーナ正面に到着。
試合開始の約3時間前ですが、既に人が集まってきています。
アルミパネルを使用し、船の航跡とジェット気流をイメージしたクールな外観
入り口正面にはキッチンカーがたくさん
開門を待つブースターにお話を伺いました。
茨城から来た親子。バスケを始めて富樫選手に憧れてジェッツの試合を見るようになったという息子さんですが「今年は渡邊雄太でしょう!」と背番号1ユニを着用。父のカラフルなアフロは、一昨年のCSでアリーナを真っ赤に染めるために全身赤タイツにした時以来とのこと
市川市から来たふーみん(西村選手)推しの女性と、南房総市から来たトビン選手推しの男性は、バスケ観戦で知り合ったブースター仲間 。「今年の天皇杯は記念すべき100回大会なので絶対獲ってほしい。もちろん他のタイトルも全て!」
さあ、エントランスのある2階に向かいましょう。
開門を待つ長蛇の列。「最後尾」の看板を探して並びます
大学やフットサルの仲間で誘い合わせて観戦。中央の男性は同い年のヒカル(二上選手)推し。「けがを治して近い将来エースになってほしい」。B1だけでなくB3まで幅広くバスケを観戦しているという向かって右側の男性は「ここで、NBAのようなエンタメ性に富んだコートを実現してほしい」と、ららアリーナに期待
試合開始前に館内の施設をチェック!
いよいよ開門です。
入場時には、登録選手紹介ページのあるマッチデープログラムや、入場特典などが配布されることも(試合によって異なります)
空港内をイメージした内装
売り切れが心配なお目当てのグッズがある人は、フロア中央のエスカレーターでいったん1階に降りてグッズショップをチェックした方がいいかもしれません。
広々としたオフィシャルグッズショップ
ららアリーナ内のショップでは現金が使えないので要注意。グッズショップはもちろん、フードショップやコインロッカーに至るまで全てキャッシュレス決済です(※屋外のキッチンカーは現金も対応可能です)
ジャンボくんコーナーも
腹が減っては戦はできぬ!…ということで、目的のグッズをゲットした後は観戦前に食料を調達。
メインのフードショップは2階に4店舗。
その他にもサブ的なフード売り場があります。
Arena ASIAN FOODSHOP
Arena FoodHouse/1
Arena FoodHouse/2
3-POINT OVERRICE SHOP
フードショップ前のテーブルで立食することもできます
グッズ、フードショップを一通り回ってから、しばし施設内を歩いてみました。
そうそう、船橋アリーナではハーフタイムにトイレが混み合って長蛇の列ができていましたが…
ららアリーナはトイレの数が豊富!
各トイレの混み具合がパネルに表示されています
トイレ内のアメニティーが充実しているのは船橋アリーナ時代と同じ。先にインタビューした女性も「ジェッツのホスピタリティーを感じる部分」と話していました
子どもが喜びそうな一角も!
クッション性のあるマットが敷き詰められた「むつみ商会 ジャンボくんプレイランド」
2階にはベビーケアルームが2カ所設けられていました。
中にはベビーチェアとテーブルも用意されているのが見えます
おむつ交換台。奥には授乳室もありました
今日は4階からの観戦ですが、せっかくなので2階からの見え方も確認しておきます。
2階からの眺めはこんな感じ。コートが近くて臨場感があります
4階からの視界は果たしてどうでしょうか?
ドキドキしながら扉を開けると
あっ!なかなか良いのでは?思ったよりコートが近く見えます。これならしっかり観戦を楽しめそう
座席もクッション性があって座り心地GOOD!ドリンクホルダーがついているのがとてもうれしい
いったんフロアに出て4階もチェックしておきましょう。
4階でも、ちょっとしたおつまみやアルコール類などを販売していました。
小腹がすいても安心
トイレもたくさんありました(この写真の中だけでも3カ所!)
いよいよフライト開始!テイクオフ!
飛行機に由来するチーム名にちなみ、千葉ジェッツでは試合観戦を「フライト」と呼んでいます。
場内暗転。いよいよ楽しい旅の始まりです。
試合開始約1時間前のオープニングフライトではチアのパフォーマンスや選手入場が行われるので、これを見ないのは実にもったいない。
初観戦の方は、オープニングフライトに間に合うように着席されることをお勧めします!
千葉ジェッツが誇るフライトクルーチアリーダーズ、勝利の女神・STAR JETS(スター・ジェッツ)のパフォーマンスでフライト開始
選手入場。当日出場可能な登録選手とHC(ヘッドコーチ)が1人1人紹介され、コールとともに登場
ちなみに場内の照明が落ちると、階段は反射板で光るようになっていました。結構勾配があるので、踏み外しや転倒には注意しましょう(手すりをつかむと安心)
選手入場の後しばらくしてから、スタージェッツ先導による応援練習が始まります。
初観戦の人は、ここで応援の仕方を覚えることができます
応援練習の次は「千葉ジェッツの歌」の演奏。昭和の戦隊ものやアニソンのような懐かしさを感じる応援ソング。決してオシャレではないけれど、歌うと熱い気持ちがこみあげてくる、エナジーあふれる曲
♪ららららら~ららら~…会場中が赤く揺れる!
応援歌の後は試合前のコート練習。選手の動きもはっきり見えます
さあ、いよいよ試合開始。
この日の相手は韓国のプロバスケットボールチーム「ソウルSKナイツ」。強豪です
接戦のうちに前半終了。ハーフタイム中にパフォーマンスが行われます
センタービジョンには各選手の得点やファウルの数まで表示されて分かりやすい
ジェッツ勝利!記念すべき、ららアリーナでの初勝利です!
最も印象的な活躍をした選手としてヒーローインタビューに呼ばれたのはベテランの荒尾岳選手でした
初めての観戦は大満足のうちに終了。
最後に、勝利に湧くブースターの声を聞きました。
市内から観戦の3きょうだい。姉弟は富樫推し、兄はクリス推し。「アリーナの形がかっこいい」「ポップコーンを食べたよ」。ららアリーナのフードもグッズショップも高評価。「獲れるタイトルは全部獲って!GOジェッツ!」
がぜんバスケ観戦したくなった方は今後のスケジュールを確認して、ららアリーナへGO!
クールなアリーナでのホットなフライト体験が待っています。
千葉ジェッツ
今後の試合予定/https://chibajets.jp/schedule/