30代から80代の幅広い年齢層で、合唱初心者から声楽を学んだ経験者まで、多彩なメンバーで構成される女声合唱団。創立40周年記念演奏会に向けて練習に熱が入ります。

公開 2024/10/11(最終更新 2024/10/07)

ちいき新聞ライター

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明かりに集う仲間と聴く人々を照らす

「コール・メノーラ」は、創立以来の指導・指揮者である手塚ナツ子さんの元に主婦たちが集い、1983年に創立されました。

「メノーラ」はヘブライ語で、ろうそくをともす燭台を意味。

明かりに集い、歌う仲間と家族、聴く人々を明るく照らすことへの思いが込められています。

2013年全日本おかあさんコーラス全国大会出場、関東支部大会優秀賞4回などの受賞歴を持つ同団ですが、コロナ禍では活動自粛や中止に追い込まれました。

「定期練習を再開し発表の機会が持てるのは、支えてくれる皆さんの応援のおかげです」と代表の小林真千子さん。

創立40周年記念演奏会!とどけ歌声、新型コロナを乗り越えて 女声合唱「コール・メノーラ」10月26日演奏会【柏市】
(写真右から時計回りに) 代表・小林真千子さん、 指揮者・手塚ナツ子さん、ピアニスト梶木良子さん

最高齢は合唱経験なしから始めた83歳のIさん

現在の団員は小林さん含めソプラノ8人、メゾソプラノ1に7人、同2に9人、アルト9人とピアニストの梶木良子さんの34人。

メゾソプラノ2のIさんは最高齢の83歳。

合唱経験はなかったものの、同団の歌声に魅了されて入団しました。

「まだ1年半ほどで、学ぶことが多いのですが、毎週金曜日の練習は皆さんに助けられながら楽しんでいます」と話してくれました。

創立40周年記念演奏会!とどけ歌声、新型コロナを乗り越えて 女声合唱「コール・メノーラ」10月26日演奏会【柏市】
演奏会に向けて練習にも熱が入る

10月26日(土)に創立40周年記念演奏会

40周年記念演奏会のテーマは「またあいたくて」。

「団員と家族や仲間たち、そして観客の皆さんに、40年間の愛と感謝の気持ちを込めました」と手塚さん。

独学で作曲を学んだ異色の作曲家・信長貴富氏の曲から5曲、女声合唱曲集「あなたへのうた」から4曲。

そして柏少年少女合唱団と共に歌う、世界の料理レシピ曲集「キュイジーヌ」から5曲を披露。

その中の「大阪風お好み焼き」では、食材を書いた手作りうちわを持った振り付けにも注目です。

創立40周年記念演奏会!とどけ歌声、新型コロナを乗り越えて 女声合唱「コール・メノーラ」10月26日演奏会【柏市】
お好み焼きの食材をあしらったうちわを手に、振り付きで合唱
創立40周年記念演奏会!とどけ歌声、新型コロナを乗り越えて 女声合唱「コール・メノーラ」10月26日演奏会【柏市】

入場無料、全席自由ですが、入場整理券制につき希望者は問い合わせを。(取材・執筆/コラてつや)

女声合唱「コール・メノーラ」
創立40周年記念演奏会
~またあいたくて~

日時/10月26日(土)午後3時開場、午後3時30分開演
場所/柏市民文化会館大ホール
住所/千葉県柏市柏下107
料金/入場無料・全席自由(入場整理券制)
電話番号/090-8599-4892 小林
メール/syy.machiko1212@gmail.om
ホームページ/https://www.chor-menora1983.com/