11月16日(土)、千葉市ハーモニープラザで第38回手話まつりが開催されます。

公開 2024/11/07(最終更新 2024/10/28)

ちいき新聞ライター

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第1回から43年、手話学ぶ人も増える

第1回は43年前の1981(昭和56)年。

その頃、手話は聴覚障害者同士が使う会話の手段とされ、参加者も40人ほどと少ない状況でした。

テレビドラマなどの影響で手話を知る人が増え、年々一般の参加者が増えてにぎわいを見せています。

近年では、聴覚障害者と手話を学ぶ人たちが集まり、手話は「言語」の一つという考え方が広まっています。

手話でコミュニケーションを取ることで、言語の壁を越えることができるのです。

手話サークルも増えて、たくさんの人が手話を学び始めています。

【千葉市】手話でつながろう!もっと広げよう!手話の輪! 「第38回手話まつり」11月16日開催
手話ダンス(第37回手話まつりより)

手話まつりで手話の輪をもっと広げたい

「中学生の頃に近所で手話まつりがあり、手話によるコーラスや演劇などを見て、楽しい思い出となっています。さまざまな展示や講演で、手話の大切さを広めたい。ぜひ皆さんの来場をお待ちしています」と、手話まつり実行委員長の佐藤さん。

2025年には、千葉市で「耳の日まつり」、東京で「デフリンピック(聴覚障害者のためのオリンピック)」が開催されます。

手話まつりをきっかけに、もっと手話を知ってみませんか。(取材・執筆/かなだより)

日時/11月16日(土) 午前10時~午後4時
場所/千葉市ハーモニープラザ 障害者福祉センター多目的ホール
住所/千葉県千葉市中央区千葉寺町1208-2
料金/無料
電話番号/043-308-6372 千葉市聴覚障害者協会
共催/千葉市聴覚障害者協会、千葉市手話サークル連絡協議会、千葉県手話通訳問題研究会 千葉市班
後援/千葉市