DSKドラゴンズは2016年に発足した社会人水球チーム。

船橋市をはじめとする千葉県内を中心に、水球を通じた地域の発展に貢献するという理念の下で活動しています。

公開 2024/11/04(最終更新 2024/10/30)

あっきー

あっきー

船橋市在住の三姉妹ママ。市内外にて、子どもや初心者が気軽に楽しめるバルーンアートを教えています。好きな言葉は「てきとう」。片栗粉の手触りが苦手。

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「水中の格闘技」の社会人チーム

DSKドラゴンズのメンバー。DSKとはメインスポンサー(株式会社電算システム)の社名から
DSKドラゴンズのメンバー。DSKとはメインスポンサー(株式会社電算システム)の社名から

水球は、1チーム7人ずつの選手が、深さ約2mのプール内で泳ぎながら相手ゴールにボールを投げ込み、点数を競う球技。

水中でのスピーディーなパス回しや豪快なシュートが特徴で、その激しさから「水中の格闘技」とも呼ばれます。

水深2mあるプールから、水着が見えるほど体を上げての シュート
水深2mあるプールから、水着が見えるほど体を上げての シュート

海外での人気が高く、1900年からオリンピックの正式種目に採用されている歴史のある競技です。

DSKドラゴンズは、2020年東京オリンピックの水球日本代表メンバーであるコップ晴紀イラリオ選手をキャプテンとした社会人水球チーム。

船橋をはじめとする千葉県内を中心に活動し、昨年行われた「世界マスターズ水泳選手権」の水球部門に所属選手が参加して2位を獲得するなど、千葉の水球界を盛り上げています。

「千葉は全国的にも水球の競技人口が多い方なのですが、まだまだマイナーなスポーツです」と話すのはゴールキーパーの武村毅選手。

「個人競技の水泳とは違い、水球は仲間と協力するチームプレーが楽しめるスポーツ。その魅力をもっと知ってもらえたら」と続けました。

ペナルティーシュートをセーブするゴールキーパーの武村 選手
ペナルティーシュートをセーブするゴールキーパーの武村 選手

地域とのつながりを目指して

DSKドラゴンズは、クラブ理念の一つに「水球を通じた地域の発展と貢献」を掲げており、現在は選手が子ども向けの水球教室で指導するなど、個人で活動しています。

今後はチームとしてできることを目指したいと話すコップ晴紀キャプテンは「水球は見た目以上に運動量が多いスポーツ。地域で活動する社会人アスリートとして、例えば小中学生の体力づくりのサポートのようなことができるかも」と笑顔を見せました。

来シーズンの目標は日本選手権出場とタイトル獲得。

オフシーズンも目標に向けて練習が続きます。

練習風景や試合情報はホームページかインスタグラムから見ることができます。

激しくディフェンスするキャプテン、コップ晴紀イラリオ選手
激しくディフェンスするキャプテン、コップ晴紀イラリオ選手

ホームページ/https://www.dsk-dragons.jp/
Instagram/@dsk_dragons_wp