鎌ケ谷市で生まれ育った清田堅心(きよだけんしん)さん(20)が、2026年のミラノオリンピック出場を目指して、2024年12月から始まるスノーボード・ワールドカップに参戦します。
※写真は全て本人提供
公開 2024/12/06(最終更新 2024/12/02)

ハマミエ
鎌ケ谷出身&在住のフリーライター。趣味はドライブと食べ歩き。温泉とコーヒーとウクレレが好き。生まれ育った鎌ケ谷の知られざる(?)魅力を発信して地元を元気にしていきたいと思っています。https://lit.link/hamaemi
記事一覧へ学業と競技の二刀流。武器は勝負強さ
清田さんは、小学生の頃に家族旅行でスノーボードを始めました。
本格的にスノーボードクロス競技を始めたのは中学1年生の時。
鎌ケ谷市立第五中学校では陸上部に所属し、週末は一人で新幹線に乗って新潟県のスクールに通い、技術を磨きました。
高校はスノーボードの名門・開志国際高校(新潟県)へ進学。
高校在学中の2021年、翌22年にJSBA(日本スノーボード協会)の大会で4回優勝して、プロに昇格しました。

現在は、中京大学(愛知県)に通いながら、学業と競技に励んでいます。
スノーボードクロスは、複数の選手が一斉にスタートし、起伏や急カーブ、ジャンプ台などが設けられたコースで順位を争う競技です。
「雪上の格闘技」といわれるほど選手同士が激しくぶつかり合うことも。
体の大きい海外の選手に勝つためには、他の人と違う視点や戦略が重要です。
清田さんの強みは「勝負強さ」です。
「全ての経験をプラスにして戦っている」と話していました。


大きな夢に向かって一直線!
競技を始めた頃から、2026年ミラノオリンピックに焦点を当ててきた清田さん。
昨シーズンは、単独で海外のチームに入り、ヨーロッパを中心に転戦して世界を相手に成長を続けてきました。
今シーズンはワールドカップに出場し、オリンピック選出条件の一つの8位入賞を目指します。

自分が立てた目標を確実に達成してきた清田さん。
今年は、国内では競技に必要なトレーニングメニューで体作りをし、8月からはチリやアルゼンチンで武者修行も行いました。


初挑戦のワールドカップに向けて「やることはやった」と笑顔を見せ「皆さんからの応援を力に変えて頑張りたい!」と決意を語ります。
夢に挑む若者に、みんなで心を合わせて声援を送りましょう。
頑張れ、清田選手!
公式ホームページ/https://kenshin-kiyota.com/