保育士として働きながら「おもちゃコンサルタント」の資格を取得した今井祐見子さん。

公開 2025/01/10(最終更新 2025/01/14)

雪道

雪道

高知県出身、船橋市在住。元英語講師。ロック好き。読書好き。月村了衛、笹沢左保、有栖川有栖が好きです。残りの人生の目標は、ピアノとドイツ語をならうこと。好きな言葉は「ご縁」。

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一緒に遊ぼう! 交流のきっかけ作り

今井祐見子さん
今井祐見子さん

きっかけは、保育の現場と自身の子育てを通して木製玩具のあたたかい魅力に触れたこと。

学びを深め経験を積む傍ら、全国のおもちゃ美術館を訪れたり、積極的に地域のイベント運営などにも参加したりする中で、念願の地域活動「おもちゃの広場」を始動。

「地元を離れて子育てする不安を周囲の方々が支えてくれました」と振り返り、その感謝の思いも込めて「人が楽しく集まり、つながって、ひと息つけるような場を作りたい。その中心におもちゃがあることで交流の幅が広がれば」と笑顔で話します。

おもちゃの可能性 社会貢献も視野に

ぬくもりを感じる木のおもちゃ
ぬくもりを感じる木のおもちゃ

専門知識をもとに選んだ良質なおもちゃ「グッドトイ」で遊んだり、相談をしたり、地域の子育て世代が交流できる場に育ちつつある「おもちゃの広場」。

習志野市内の育児情報を発信する友人と共催する座談会や、大人世代に向けたイベントも好評です。

「カードゲームや積み木など昔ながらの遊びに大人が没頭し、夢中で手を動かす時間、いいなぁと思います。世代を超えて共有していきたいです」自由な発想と柔軟な役割を内包する、おもちゃの可能性。

介護福祉にも関心を寄せる今井さんは、今後は高齢者・障がい者福祉の分野でおもちゃを取り入れた活動を展開したいと抱負を語りました。

Instagram/@toycon76_yumiko