千葉市美術館(ちばしび)では、学芸員、作家などのお仕事について直接聞き、体験できる「ちばしびオープンミュージアム」が3月29日に開催されます。

公開 2025/03/19(最終更新 2025/04/09)

たれみみ

たれみみ

千葉市に引っ越してきて20年。大学生の子持ち、猫2匹と暮らしています。漫画、アニメ、おいしいものを探すのが趣味で、素敵な出会いがあると最高に幸せです。

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美術館で働くにはどうしたらいいの?

学芸員というお仕事を知っていますか?

なんとなく「美術館や博物館で働く人」というイメージがあるかと思います。

では、「どうやったらなれるのか」そんな疑問を一気に解決できるイベントが、千葉市美術館で行われます。

その名も「オープンキャンパス」ならぬ「ちばしびオープンミュージアム」です。

この企画を考えたのは、同美術館内の図書室を運営するチーム。

学芸員の庄子さんに話を聞きました。

「千葉市美術館には広々とした図書室がありますが、中高生の利用が少ないんです。もっと身近に感じてもらえるような場所になってほしいという思いから、企画しました」

今回のイベントでは、ワークショップルームで学芸員の座談会、作家によるトーク&ワークショップ、照明実演ワークショップを予定(中高生、大学生が対象)。

学生以外でも参加できる、学芸員と直接話ができる相談ブース、仕事内容を紹介するパネル展示があります。

千葉市美術館 ライトの当て方で作品も変化
ライトの当て方で作品も変化

パネル展示では、約30種類の職種を紹介。

千葉市美術館 慎重に、見やすく
慎重に、見やすく
千葉市美術館 専門家が丁寧に行います
専門家が丁寧に行います

美術館に関わるさまざまな職種の人に聞いた「なぜその仕事を選んだのか」「どういう風に関わっっているのか」などのアンケートを展示するとのこと。

進路選択の道しるべになるかもしれません。

【企画担当者にインタビュー】教えて! 美術館で働くということ

――美術館に勤めてよかったことは?

「美術が好きなので、いい作品を見て心動かされ感動することがよくあります。それが仕事の中で日々起きるというのはとてもうれしい。(学芸員になって)よかったと感じる瞬間です」

――どのような人に向いていますか?

「現在絵画だけでなく、映像、パフォーマンスなどアートの裾野は広がっています。その中の何かをずっと勉強していたい、ずっとやっていたいという気持ちがあり、興味を持ち続けられる人だと思います」

――今回の企画に込める思いは?

「珍しい角度から美術館を紹介するイベントです。美術館の裏側を知る機会は多くないと思うので、少しでもアートに興味があれば、気軽に来てほしいと思います」

日時/3月29日(土)午前11時~午後5時
場所/千葉市美術館
   5階ワークショップルーム、4階市民アトリエ、4階図書室(びじゅつライブラリー)
住所/千葉県千葉市中央区中央3‐10‐8
対象/ワークショップルームのみ、中学生、高校生、大学生
   ※定員30人。当日先着順、開始時間の15分前より受付開始
参加費/無料
※問い合わせ
電話番号/043-221-2311(代表)
https://www.ccma-net.jp/