
公開 2025/05/19(最終更新 2025/05/19)
高い品質と自由な発想で人に寄り添うIT企業
金融や医療、自動車など私たちの暮らしに欠かせない分野で、ITサービスを開発・提供するエヌアイデイ(以下、NID)。業界では「Sler(エスアイヤー)」と呼ばれる一次請けのシステム会社に該当します。中でも親会社が存在しない「独立系」に当たるため、自由度の高い開発や提案が可能。メイン業務は、顧客の課題や要望に沿ったソフトウェアの開発と、情報システムの企画から管理までを手掛けるITインフラ構築の2つ。高い技術やノウハウがあるのはもちろん、じっくりと顧客に向き合い、ニーズを的確にくみ取る「寄り添い力」が強みです。品質の高さと提案力で、多くの企業と長年の信頼関係を築き上げています。
理念を受け継ぎながら共創型ビジネスも模索
50年以上前に同社を創業した北川宗助氏は、「顧客やエンドユーザーが“こうあってほしい”と願う世界を実現する」を使命として掲げました。その思いを、従業員一人一人が受け継ぎ、基幹事業に加えて新規事業も展開しています。例えば、創業の地・千葉県香取市で立ち上げた「佐原のあしたPROJECT」は、デジタル技術の活用で地域課題を解決するビジネスコンテスト。自治体や企業などと協働し、新たな価値を生み出す取り組みも推進中です。
会社概要
株式会社エヌアイデイ
代表取締役社長 小森 俊太郎
所在地/東京都中央区晴海1-8-10 晴海アイランドトリトンスクエアX棟29階
電話番号/03-6221-6811(代表) 03-6221-6813(採用直通)
従業員数/(連結)1,758名(単体)1,143名(2025年4月1日現在)
資本金/6億5300万円
創業/1967年5月

【History】日本の情報産業の先駆けとして 1967年に前身企業が創立
創業者の北川宗助氏は、戦前の1932年にパンチカードシステムと出合い、IT技術が人々の暮らしを豊かにすることを確信します。
その後1967年に、前身となる京葉計算センター(KEC)を千葉県佐原市(現在の香取市)に設立。
まだ「IT」という言葉が日本にない時代から、「人のためのコンピューター・サービス」を生み出すことをモットーに、期待を超えるサービスを提供し続け、ここまで歩んできました。

1967年 KEC創立
千葉県佐原市(現・香取市)で、社員わずか18名でスタート
1972年 株式会社日本情報開発に商号を変更
(株)コンピュータ・マーケティングと合併し、新商号に
1994年 商号を株式会社エヌアイデイに改める
2003年 JASDAQ市場(現・スタンダード市場)に上場
2012年 本社を晴海に移転
【企業理念】ヒューマンウェア 人に寄り添う情報技術でしあわせを生み出す

NIDは、人を大切にする企業風土。顧客や消費者だけでなく従業員まで、全てのステークホルダーと良好な関係を築いています。情熱を注いで開発された情報技術と知恵で、人と社会のしあわせを生み出すことを理念に掲げています。

多岐にわたる分野でITサービスを提供
ITに関する豊富な知識とノウハウの活用で、幅広い業界のあらゆる問題を解決しています。
自動車
ADAS(先進運転支援システム)や自動運転の実現に貢献。
テレビ放送
国内各地にある54カ所の放送局をIT技術で結んでいます。
スーパー
会計をはじめ、売上や在庫などのデータを管理できるPOS(販売時点情報管理)レジの開発
病院
「生体情報モニター」など、医療現場で利用される情報システムを開発。
航空業
50年以上にわたり、大手航空会社のシステムの設計・構築・運用を担当。
工場
部品表管理システムにより製造業の生産管理を支えています。
【働く人】活躍しているのはこんな人

● 「作りたいから作る」ではなく「人のために作る」のマインドを重視
● 試行錯誤しながらもチームで意見を出し合い、顧客の求めるサービスを実現
● 口下手でも、根拠や仕組みを論理的に説明できることが重要
スタッフに聞く! NIDの働きやすさとやりがいは?

A.Nさん
ソーシャルデザイン事業部第3部第1課
入社を決めた理由を教えてください
面接時に残業時間や業務内容について質問したところ、いいことも悪いことも、真摯に答えてくれた点です。真っすぐで人を大切にしている会社という印象を持ちました。入社後もその印象は変わりません。文系出身で少し不安はありましたが、技術研修などのサポートがしっかりしているので、成長を感じながら業務に取り組んでいます。
「客先常駐」という勤務スタイルはいかがですか?
お客さまとの信頼関係がある中での常駐なので、意見が言いづらいとか働きにくいといったことは全くありません。業務状況によりますが、在宅勤務の日もあり、有給休暇もきちんと取得しています。
仕事をしていて、楽しいと感じることは?
現在、自動車に関するシステム開発のプロジェクトを担当しています。お客さまの要望や課題に対し、チームで知恵を絞りながら一つのものを作り上げる過程は、大変ではありますが、とても楽しいです。業務を通じて、自身のレベルが向上していく実感も。もっと技術を磨き、一通りの業務を任せてもらえるようになるのが今の目標。ゆくゆくは管理系の仕事もしたいと考えています。


M.Mさん
CX技術研究支援室
NIDを選んだ理由を教えてください
大学院で生物についての研究をしていましたが、就職の時には「社会に貢献したい」という思いを優先して企業を選びました。ものづくりを通じて世の中の役に立つことができると感じ、IT業界を志望。NIDの人に寄り添う姿勢は、お客さまの満足度につながると感じ、入社を決めました。
どんなお仕事をされていますか?
簡単にいうと、お客さまの課題に対してAI技術を活用し解決していく仕事です。企業や病院、介護施設などのお客さまにヒアリングをして、企画・提案。作ったシステムの使用感についてフィードバックをもらい、改善する…というのが大まかな流れです。それまで手作業だった業務を自動化することで、お客さまが「便利だね」と喜んでくれると達成感があります。逆に、実際に使ってみると課題が見つかることもありますが、「さらに良くしよう!」と開発のモチベーションにつながります。
今後の目標は何ですか?
入社から6年が過ぎ、後輩も増えてきたことで、タスク管理やプロジェクトの一部管理を少しずつ任せてもらえるようになりました。今後は管理職としても戦力になれるよう、スキルアップをしていきたいです。

【キャリアパス】NIDの職種は大きく2種類
システムエンジニア(SE)
システムとは「仕組み」のこと。顧客の要望を基にシステム開発に必要な仕様を決め、プログラムを設計します。
<こんな人に向いています>
■ものづくりが好き ■論理的に考えるのが得意 ■計画的に物事を進めたい
インフラエンジニア(IE)
システムやアプリケーションが稼働するための基盤(サーバーや通信ネットワーク)を設計し、構築します。
<こんな人に向いています>
■縁の下の力持ちタイプ ■責任感が強い ■柔軟に調整することが得意
着実に経験を積み、「スペシャリスト」や「管理職(マネジャー)」に

充実の研修で入社前から成長をサポート

【Topic】コーポレートメッセージ「できるわけある」の意味
「『できるわけ』を求め・考え・探し・創り出さなければ輝かしい未来は拓けない」。
「できるわけある」は、困難を乗り越え、チャレンジする技術者や企業姿勢を表現した言葉です。
新しい価値を生み出すのは、意欲と向上心を持って自ら学ぶ意識を持った技術者。NIDはそんな技術者をバックアップする制度が整っています。
資格取得支援制度
● 資格取得対策研修の実施
● 資格取得祝い金の支給(資格難易度に合わせて1万~30万円を設定)